巨人の西舘勇陽、秋季キャンプでのブルペン投球が話題

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巨人・西舘勇陽投手が10月31日、秋季キャンプの3日目にブルペンに入って220球を超える熱投を披露した

彼はジャイアンツタウンスタジアムで午前に2回に分けて投球練習を行い、チームの取り組みである「投げ込み」を実践した

投げ込む中で出てきたアイデアを形にすることを目指し、「これがやりたい」と思ったことを実行に移した結果、球数が増えたと振り返った

西舘選手は、各球種のリリースポイントのタイミングを理解する作業だとし、十分な投球数が必要であることを強調した

ごく普通の選手ならば、100球、200球と球数が進むにつれて疲労が見えるが、西舘選手は「全然落ちてないと思う」と、最後まで球威を維持していた

これについて、杉内投手チーフコーチは、「時には、こういった練習が必要です

選手が下半身をしっかり使って投げる感覚を覚えてくれるならば、それが理想です

上半身だけでは200球は投げられません」と西舘の姿勢を評価した

2023年のドラフト1位入団の西舘選手は、プロ2年目の今季、15試合に登板し、7試合は先発での出場

成績は2勝3敗、防御率4.22と、昨季の期待に応えることができなかった

右肩のコンディション不良で一度離脱したことや、投球の平均スピードが徐々に落ちたことが課題として残っており、その悔しさを糧にして秋季キャンプに臨んでいる

阿部監督はブルペンで西舘選手の投球を見つめ、「これだけ投げられるのは素晴らしい

ピッチャー全体として投げ込みが足りないのは確かで、打者が振らないのと同じです

投げて覚えることが多いので、選手たちがけがをしないように気を配って練習してほしい」と語った

今回の秋季キャンプでの西舘選手のパフォーマンスは、彼の成長を示す重要な指標となります。特に投げ込みの意義についての理解が深まる中、西舘選手がどのように自身の課題を克服していくのかが注目されます。更なる成長に期待したいところです。
キーワード解説

  • ブルペンとは?ブルペンは、投手が試合の合間に投球練習を行う場所を指します。リリーフ投手が試合中に準備をするためによく利用されます。
  • 投げ込みとは?投げ込みとは、投手が実際にボールを投げて行う練習であり、感覚や技術を磨くための重要なトレーニングです。

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