阪神才木、メジャー移籍希望もポスティングシステム利用は認められず

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阪神タイガースの才木浩人投手(26)が、ポスティングシステムを利用してメジャーリーグへの移籍を希望していることが報じられましたが、球団は10月31日にその利用を認めないことを正式に発表しました

球団の竹内孝行副本部長は、「先方の代理人さんにもお伝えしています」と語り、今後も阪神でプレーすることが事実上決定したとしています

ポスティングシステムとは、海外のプロ野球リーグに選手を移籍させるための制度で、選手が所属球団に対して移籍の希望を出した場合、球団がその希望を受け入れるかどうかを選択できます

阪神はこれまで、この制度を利用する選手について慎重に判断してきましたが、青柳晃洋選手のように例外も存在します

ポスティングシステム利用を認めなかった理由

竹内副本部長は、「認めなかった理由については公にすることではない」と述べ、特定の選手だから認めないというわけではないと強調しました

これにより、才木選手の移籍希望がどう影響するか、大きな関心が寄せられています

才木選手の実績と今後の展望

才木は、ドラフト3位で阪神に入団し、プロ入りから順調に成長を遂げています

特に、トミー・ジョン手術からの復帰後は目覚ましい活躍を見せ、2023年には8勝、2024年には13勝、今季も12勝を挙げるなど、チームの先発投手陣の柱として位置づけられています

竹内副本部長は、今オフに再交渉の可能性について聞かれ、「夢は当然、理解できる」としつつも、今年に関しては同じ答えにしかならないと述べました

また、来年以降の可能性についても「堅くはない」と語り、選手の成長を見守っていく姿勢を示しました

海外FA権の取得について

才木選手が自ら移籍を選択することができる海外FA権を取得するのは、早くても30年シーズンとなります

この権利の行使によって、彼の将来がどのように展開するのか、多くのファンが期待を寄せています

阪神の才木投手がメジャーへ移籍を希望している中、球団の判断でポスティングシステムの利用は認められなかったという。技術的な背景や球団の方針が複雑に絡み合う中、選手のキャリアに影響を与える重大な決定であり、今後の行方が注目される。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは、選手が所属する球団に対して海外移籍の意向を伝え、その選手を他のチームが獲得するために必要な手続きを進める制度です。
  • トミー・ジョン手術とは、肘の靭帯が損傷した際に行われる手術で、投手にとっては再起のための重要な治療です。

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