昨シーズン、チーム内で最も多く投げた投手が、右ひじの手術を経て、順調に回復していることをアピールしました
栗林は「開幕には必ず間に合う」と自信を持ってコメントしています
28歳になった栗林は、プロ5年目のシーズンを前に、マツダスタジアムの屋内練習場で行われた自主トレーニングに参加しました
ピッチャー陣の14人が集まり、キャッチボールやノックでしっかりと汗を流していました
投手陣最年長の大瀬良大地が、3年目の20歳・斉藤優汰にアドバイスを送る光景も見られました
世代を超えて明るく意欲的な雰囲気で練習が進んでおり、栗林も手術後の経過を考慮しつつ、同じメニューをこなしました
栗林は今月2日から行ったキャッチボールの距離を15日まで35メートルとし、16日からは50メートルに延ばしました
「遠い距離を投げるのは手術後初めてで、(森浦)大輔にシュート回転していないかを確認しながら、身体を大きく使うことを大切にしてきました」と、彼は振り返ります
現在、ひじの痛みはほぼ無く、回復具合を「70%くらい」と自己評価しています
栗林は、当初の計画よりも早いペースで回復が進んでいると語り、長めの距離のキャッチボールができたことで、開幕には間に合うとの自信を見せています
「キャンプで結果を出すことが大事で、その成果がオープン戦に繋がるので、自分の立場を確保できるようアピールしていきたい」と述べ、チームの目標であるリーグ優勝及び日本一に貢献すべく、昨年に引き続き多くの登板を目指す意気込みを語りました
栗林良吏選手の順調な回復は、彼自身の努力と納得のいくトレーニングのおかげであると言えるでしょう。チームメイトとの自主トレがスムーズに行われていることも、彼にとってプラスになっているのではないでしょうか。栗林選手の今後の活躍に期待が寄せられます。
キーワード解説
- 自主トレーニングとは?:選手が自ナイチームのキャンプや練習日時に関わらず、自らのペースで行うトレーニングのことです。
- キャッチボールとは?:ボールを投げ合うことで、投げ方やキャッチの感覚を確認しながら練習する基本的な野球のトレーニングです。
- ひじの手術とは?:スポーツ選手にとって多い故障箇所の一つで、野球では投球動作による負担が関係し、必要に応じて手術が行われます。