阪神才木浩人、ポスティングシステム利用不可に メジャー移籍は来年以降へ

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阪神タイガースの才木浩人投手(26)が、ポスティングシステムを利用したメジャーリーグ移籍を希望していたが、球団は10月31日、今オフにおいてその利用を認めないことを発表した

これは同日までに才木本人に通達され、ポスティング権の行使は早くても来年のオフシーズンに持ち越されることが明らかになった

ポスティングシステムとは?

ポスティングシステムとは、日本のプロ野球選手がメジャーリーグに移籍する際に用いる制度で、選手が特定の条件を満たすことで、MLBチームが日本の球団に対して獲得の交渉権を確保することを意味する

メジャー願望を抱く選手たち

同じくメジャーリーグ移籍を希望していた佐藤輝明内野手(26)も、今年のオフにはポスティング申請を行わないことを決定した

才木と佐藤は、阪神タイガースの中核としてリーグ連覇に貢献する道を歩むことになりそうだ

悔しい日本シリーズからの教訓

悔しい日本シリーズ敗退からわずか一夜明けたこの日、球団は才木のポスティング制度の利用を認めない方針を示した

阪神の竹内孝行球団副本部長は「今年に関しては認めません」と明言し、すでに才木本人にもこのことを伝えている

選手と球団のコミュニケーション
才木は昨年の契約更改の際に、初めてメジャー移籍を希望する旨を球団に伝えた

球団はこれまで基本的にはポスティング制度を認めていないが、過去には藤浪晋太郎や青柳晃洋が特例として認められたことがある

球団副本部長は「選手の夢は理解できる」とし、今後も選手とのコミュニケーションを大切にする意向を示した

才木はキャリアの中で25勝を挙げており、特にこの2年間で急成長を遂げた選手である

年間を通じて多くのメジャースカウトがそのプレーを視察し、彼の注目度は高まっている

彼自身も早期の渡米を希望しているものの、実際に移籍するためには海外FA権の取得が必要であり、それは早くても5年後に可能となる

来季も阪神タイガースでの活躍を誓う才木は、これまで以上にチームを支える存在として期待されている

どんな困難があっても、彼は夢を信じて戦い続ける意志を見せている

阪神の才木浩人投手が今季オフのメジャー移籍を希望していたが、球団がポスティング制度の利用を認めないことが決定しました。選手の夢を理解しつつも、選手とのコミュニケーションを重視する球団の姿勢には、今後の選手育成においても重要な意味があると感じます。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?選手が特定の条件を満たすことで、メジャーリーグのチームが日本の球団に対して獲得交渉の権利を取得する制度のことを指します。
  • メジャーリーグとは?アメリカのプロ野球のトップリーグで、世界中から優秀な選手が集まり、非常に高いレベルの試合が行われます。

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