中日・石伊、嶋ヘッドコーチとの新たなスタートを期待

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中日の石伊雄太捕手(25)が31日、高知での秋季キャンプで新加入の嶋基宏ヘッドコーチ(40)との対面を心待ちにしていることを明らかにした

今キャンプでは守備力向上がテーマであり、石伊はこれまで大野バッテリーコーチと築いた土台の上に、野村克也氏の教えを受けた嶋コーチの野球観を取り入れ、正捕手へのつながりを強化したいという

守備面の課題に挑む石伊

高知行きのために中部国際空港に姿を現した石伊は、キャンプでの課題について「守備面ですね」と即答した

具体的には、右打者の投げるスライダーや引っかけたフォーク球を後ろにそらすことが多いと反省し、「ブロッキングの意識を高め、スローイングの精度を上げたい」と語った

昨季の実績と成長の機会

ドラフト4位で入団した石伊は、今季85試合に出場し、打率2割2分1厘、3本塁打、21打点を記録した

守備面ではリーグ3位の盗塁阻止率4割1分3厘を誇り、大野コーチからの指導を受けて、プロで通用する土台を築いている

嶋ヘッドコーチの期待

さらに自身の成長を期待する石伊にとって、楽天、ヤクルトでの豊富な経験を持つ嶋コーチの就任は大きな意味を持つ

嶋コーチは野村克也氏のもとで学び、特にスプリットやスライダーに対するリードが優れているため、石伊は多くのことを学べるチャンスだ

石伊選手のコメントから、彼が守備面での課題に非常に真剣に取り組んでいる姿勢が伺えます。また、新たな指導者としての嶋コーチの存在が、彼にとって大きな支えとなりそうです。これからの成長に期待が高まります。
キーワード解説

  • ブロッキングとは?:捕手が投手のボールをミスなく受け止めるための技術で、特に変化球を受ける際に重要です。
  • スローイングとは?:キャッチャーが捕球後に素早く投げる技術のことを指し、走者をアウトにするためには精度と力が求められます。
  • 盗塁阻止率とは?:捕手が盗塁を試みた走者をどれだけアウトにしたかを示す指標で、高い数字は優れた守備力を表しています。

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