巨人・阿部慎之助監督が新メニュー導入、ファウル打ち練習を強化

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プロ野球・読売ジャイアンツ(巨人)は10月31日、秋季キャンプの一環として、新たにファウル打ちの練習メニューを導入した

この日はジャイアンツタウンスタジアムなどで、選手たちは特に真横に打つファウル打ちの練習に取り組んだ

この練習は、ただのファウルを打つのではなく、自身の体の近くからバットを出さなければならないため、技術的な向上が期待される

阿部慎之助監督は、前日30日に佐々木俊輔選手とともにこの練習を行い、選手たちにとって有益だと判断し全体メニューに加えることを決めた

阿部監督は「できて損はないと思うので、メニューの中に入れた

シーズンに入ったらやらなくてもいいと思うけど、必要だな、いい練習だなと思った」と語っており、この練習が選手たちの成長に寄与することを期待している

このファウル打ちの技術は、選手が投手の球に対してどのようにアプローチするか、また試合の中で細かいコントロールが求められる場面で非常に役立つ

特に、打者にはボールの角度や勢いを見極める力が必要なため、この練習を通じて引き出しを増やす狙いがある

キャンプ初日には、元選手の長野久義さんがトス上げのお手伝いをし、和やかな雰囲気の中でスタートを切った

阿部監督は選手たちの成長を見守りながら、「引き出しが増えてくれたらいいですけどね」と前向きな姿勢で臨んでいる

今回の秋季キャンプで導入されたファウル打ちの練習は、選手たちの技術向上に大いに寄与すると思われます。監督自らが先頭に立って実践し、その背中を見せることで、選手たちのモチベーションも上がるでしょう。このような新しいアプローチが、来年のシーズンにどのように反映されるのか非常に楽しみです。
キーワード解説

  • ファウル打ちとは?:打者が球を打つ際に、内野や外野に打球を飛ばさずに遮るように打つこと。
  • 阿部慎之助監督とは?:元プロ野球選手であり、現在は巨人の監督を務める。選手時代は捕手として活躍。
  • 秋季キャンプとは?:シーズン終了後に行われる、選手の技術向上や体力強化を目的としたトレーニング期間。

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