日本ハム・畔柳亨丞投手、来季ブレークに向けての成長
10月23日に行われたドラフト会議では、日本ハムが5人の大学生を指名し、03年度世代の選手が総勢12人に達しましたこの中でも特に注目を集めているのが畔柳亨丞投手(22)です
今シーズンは5月に右肘を痛めた影響で一時離脱を余儀なくされましたが、その間に彼は自らの投球フォームやトレーニング方法の見直しを行いました
リハビリの中で、特に重要だと気づいたのが「ピラティス」です
ピラティスは、体幹を鍛えることで知られ、柔軟性やバランス感覚を向上させるトレーニング方法です
畔柳投手は「シーズン中はウエートトレーニングばかりになりがちだったが、それではパフォーマンスが上がらなかった」と反省し、以降はウエートトレーニングに続いてピラティスを日課に取り入れました
毎日30分のトレーニングを重ねることで、自身の体を自在に操れるよう努力を重ねました
シーズン終盤から1軍に昇格し、クライマックスシリーズ(CS)でも重要な役割を果たしました
特に、ソフトバンクとのファイナルシリーズ第4戦の9回に登板し、見事な1回完全投球を披露しました
「シーズンとしては悔しい一方、CSでは貴重な経験を得られた」と述べ、自信を持った様子が伺えます
また、元選手の鶴岡慎也氏は、同じく元選手の岩本勉氏のYouTubeチャンネルに出演し、畔柳投手のピッチングを「山本由伸の真っすぐのようだ」と絶賛しました
このコメントを聞いた畔柳投手は「本当ですか?嬉しいです」と少し照れながらも喜ぶ姿を見せました
畔柳投手は、8勝を挙げた達投手、5勝の福島投手、11セーブの柳川投手とともに、同世代の選手たちと切磋琢磨しながらの成長を感じています
来季はネクストブレーク候補として、1軍での活躍を目指し「同級生が入ってきますが、一歩でも二歩でもリードできるよう、しっかりと準備していきたい」と意気込みを語りました
来季の活躍に多くの期待が寄せられています
畔柳亨丞投手の今季の成長は印象的です。リハビリ中に体の使い方を見直し、ピラティスを取り入れたことでパフォーマンスが向上したのは素晴らしい取り組みです。来季に向けての意気込みも感じられ、同世代の選手たちと切磋琢磨しながら成長していく姿に期待が高まります。
キーワード解説
- ドラフト会議とは?:高校や大学の選手をプロチームが指名して契約するイベントのこと。
- リハビリとは?:けがをした選手が、元の状態に戻るために行う治療やトレーニングのこと。
- ピラティスとは?:体幹を鍛え、柔軟性やバランスを向上させるエクササイズです。
- クライマックスシリーズとは?:日本プロ野球のポストシーズンに行われるプレーオフのこと。

