ロッテ吉川悠斗投手が秋季キャンプで完璧なピッチングを披露

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 10月31日、都城で行われた「ロッテ秋季キャンプ」において、紅白戦が開催され、春先に期待がかかる3年目の吉川悠斗投手(20)が紅組の先発として登板しました

彼は3イニングを投げ、無安打無失点、4三振を奪うというパーフェクトなピッチングを披露しました

吉川は試合後、「まっすぐ主体で、ちょっと変化球を混ぜられたらなくらいのイメージだったので、イメージ通りにいって三振を取れたのがよかったです」と振り返りました

 吉川選手は2022年シーズンに育成選手として入団し、今年7月に支配下選手として登録され、8月21日の楽天戦で初勝利を挙げた実績も持つ若手の有望株です

サブロー監督は彼に対して「ウチは左が少ないので、吉川が出てきてくれると助かる」と期待を寄せています

 身長185センチ、体重82キロの彼は体型こそ細身ですが、黒木投手コーチは「幕張のランディ・ジョンソン」という異名をつけています

吉川自身は「左で背が高いだけ」と謙遜しつつも、「(ランディ・ジョンソンのように)なれたらいいですね」と夢を語っています

 秋季キャンプ中の彼の目標は、体作りを継続し、ピッチングにおいてはクイックモーションや配球の球の出し入れをさらにレベルアップさせることです

厳しい練習を通じて、さらなる向上を目指しています

ロッテの吉川悠斗投手が秋季キャンプで見せた完璧なピッチングは、若手選手育成の重要性を再確認させるものでした。彼の成長ぶりを見ていると、今後のシーズンでの活躍が楽しみです。若手選手が育つことで、チーム全体の底上げも期待できるでしょう。
キーワード解説

  • 吉川悠斗とは?若干20歳のロッテの若手投手で、2022年に育成選手として入団し、2023年に支配下選手となった。有望なピッチャーと見込まれている。
  • 育成選手とは?プロ野球チームに入団した選手で、通常は支配下登録されていない選手のこと。試合に出られる機会が限られるが、成長を経て支配下登録されることもある。
  • パーフェクトとは?試合で相手チームに安打や四死球を与えず、全ての打者をアウトにすること。特にピッチングでの成功を示す重要な指標。
  • 三振とは?バッターがボールを打てずに3回アウトになることを指します。投手の腕前を示す指標の一つで、三振を奪うことは投手にとって大きな成果です。

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