オリックス西野、35歳の野手最年長がオフシーズンに磨きをかける

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オリックス・バファローズの野手最年長、35歳の西野が充実したオフを過ごしている

彼は、1日に大阪・舞洲にある球団の練習施設でマシン打撃などのトレーニングを行い、「シーズン中に良かった要素や試したい要素を見極める期間としてやっています」とオフの意図を語った

今季、西野は出場試合数が75試合にとどまっているが、その中身は非常に濃厚である

7本塁打、35打点を記録しており、これは彼のキャリアハイを更新するもので、全試合出場した2016年の成績をも上回っている

打率は・287であり、得点圏打率は・339と驚異的な勝負強さを誇る

特筆すべきは三振率で、実に・067(これは三振数÷打席数の値)を記録しており、これが示すところによれば、規定打席にたった113選手の中で、全12球団中最少である

これは、彼がいかにしぶとい打撃をするかを表している

西野は「何とか食らいついて事を起こしたいと思っているんで

そういう選手は絶対に打線の中には必要と思ってるんで」と意気込みを語り、若いチームに欠かせない存在であることを自覚しながら、進化への歩みを止めない姿勢を見せている

(石塚 徹)オリックスの西野選手の活躍は、若手選手にも良い影響を与えているだけでなく、チーム全体の士気を高める要因ともなっています。年齢に関係なく、努力を重ね進化している様子は、多くのファンに感動を与えていると言えるでしょう。
キーワード解説

  • 三振率とは?:三振率は、選手が打席に立って三振する確率を示す指標で、通常は三振数を打席数で割って求められる。この数値が低いほど、選手がしぶとくボールに食いつく能力が高いとされる。
  • 得点圏打率とは?:得点圏打率は、ランナーが得点を狙える状態(通常は二塁か三塁にいる時)での選手の打率を示す。これが高い選手は、特に重要な場面でもヒットを打つことが期待できる。

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