オリックス山岡泰輔がFA権行使せず残留を決断、岸田監督の存在が背中を押す

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オリックス・バファローズの山岡泰輔投手(30)が、10月2日、大阪市内の球団施設で国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、残留する意向を明らかにした

これは、日本プロ野球におけるFA制度の一環で、選手が所属する球団の契約を解除し、他の球団と契約する権利を取得するものであり、選手にとっては重要な選択である

山岡選手は「(16年の)ドラフトの時に(1位で)選んでもらえたということもあります」と述べ、球団への感謝の意を示した

また、岸田監督との対話が、残留を決める要因だったとも明かした

彼は「来年もオリックスで頑張りたいという気持ちがあった」と、チームへの愛着を強調した

2019年には13勝4敗の成績を記録し、最高勝率のタイトルを獲得した山岡は、先発と救援で通算で48勝48敗3セーブの実績を誇る

そのため、球団は彼の残留に全力で尽力し、他球団も彼の動向に注目していた

山岡選手は「他球団の評価を聞きたい気持ちは多少なりともありますが、それよりも、というところじゃないですか」と、他の選択肢を排除する意志を示した

岸田監督は、山岡選手に対し、秋季練習が始まる前に来季の先発再転向の方針を伝えた

山岡選手は「2年半ぐらい先発を離れているので、今はいい先発が揃っている中で、負けないように規定投球回と10勝を目指して頑張りたい」と意気込みを語った

岸田監督は、山岡選手の残留について「彼は昨年からも日本一を目指す気持ちを持っていて、勝ちたいという信念が伝わってくる

彼には頑張ってほしい」とコメントし、チームへの期待を込めた言葉を残した

山岡選手の残留はオリックスにとって大きなニュースであり、彼の決断がチームに及ぼすポジティブな影響は計り知れません。岸田監督との関係やチームへの愛着が、選手にとって重要な要素であることが改めて浮き彫りになりました。
キーワード解説

  • FA権とは?選手が現在の契約を解除し、他の球団と契約できる権利で、選手にとって自由な移籍が可能になる重要な制度です。
  • 規定投球回とは?1シーズンに投球した回数が一定の基準(通常は150回)に達することをいい、先発投手としての活躍を示す指標となります。
  • 最高勝率とは?特定のシーズンで最も高い勝率を記録した投手に与えられるタイトルで、チームに大きく貢献したことを示す重要な成果です。

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