阪神・百崎蒼生内野手がフリー打撃で圧巻の11連発

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阪神タイガースの若手内野手、百崎蒼生選手(20)が2日、秋季キャンプのフリー打撃において圧巻のパフォーマンスを披露した

この日は安芸の秋季キャンプ第1クールの2日目で、手投げケージを使った練習で34スイングを行い、うち15本がホームランとなった

特に注目されるのは、11球連続で柵越えを果たしたことで、地元の虎党を大いに沸かせた

百崎選手は、昨年8月1日に左頬に死球を受けて骨折し、長期にわたる離脱を余儀なくされたが、今回の打撃で復帰を印象づけることができた

若虎の豪快な打撃には、2、3本目から拍手が起こり、5本目を超えたあたりからは周囲の観客の反応も熱気を帯びた

彼が11本目を放った際には、会場が歓声で包まれた

打撃後、百崎選手は、「試合で打たないと意味がないので、気にしていない」と控えめに語った

これは、彼が単なる練習ではなく試合での実績を重視していることを示す言葉であり、彼のプロ意識が伺える

8月に加え、怪我からの復帰期間中は食事もまともに取れず、体重が5キロ減少した

しかし、その後のトレーニングと栄養摂取により、7キロ体重を増やし、81キロに達したという

これによりパワーも向上し、守備や走塁にも必要なスピードも身につけた

昨年の今頃はチャンスを逃した百崎選手だが、今年は藤川監督が率いるチームでの成長を実感している

「ライバルがいることで自分も成長できる」と語る彼に、球団は今年のドラフトで上位指名の内野手を補強しており、今後がますます楽しみだ

阪神・百崎選手のフリー打撃でのパフォーマンスは非常に印象的であり、ファンに希望を与えるものとなりました。彼の復帰へのプロ意識の高さも感じられ、期待が高まる選手です。今後1軍での活躍が期待されます。
キーワード解説

  • フリー打撃とは?:選手がピッチャーから投げられたボールを自由に打つ練習で、打撃力を鍛えるための重要な訓練です。
  • 柵越えとは?:ボールがスタンドを越えることを指し、ホームランとして得点が与えられます。
  • 死球とは?:バッターがピッチャーの投げたボールが体に当たることで、無事であればバッターは一塁に進むことができます。

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