広島・森翔平投手、秋季キャンプで218球を投げ自己最高の結果を目指す

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広島・森翔平投手、秋季キャンプで218球熱投し規定投球回達成を目指す

広島東洋カープの森翔平投手(27)は、11月2日に行われた秋季キャンプの2日目に初めてブルペン入りし、218球を投げ込む熱い姿を披露した

この日のトレーニングは、黒田博樹球団アドバイザー(50)や藤井彰人ヘッドコーチ(49)らの見守る中で行われ、森選手は来季に向けての明確な目標を掲げている

スタミナ強化のための意図的なトレーニング

天福球場でのブルペン練習中、気温は20度だが、肌寒さを感じる中で森は約1時間にわたって投げ込みを行った

218球を投げ終えた森は大粒の汗を拭いながら、「(投げ込むにつれ)下半身が張って、全身が疲れてきた」と語った

彼は200球近くに達する頃には自身の動きが鈍くなってしまうため、「疲れてきてもできるように」と、体を鍛える重要性を訴えた

黒田アドバイザーからの激励

投球数が150球を超えた頃には疲れの色が見え始め、黒田アドバイザーからは「そんなのでエースになれんぞ」と激励を受けた

藤井ヘッドコーチも「6回で交代だな」とアドバイスを送り、より一層の練習に力を入れるよう促された

黒田アドバイザーの助言を胸に、森は下半身を意識して粘り強く投げ込んだ

成績向上に向けた確固たる意志

今シーズン、森は自己最多となる23試合に先発し、7勝8敗、防御率3.55を記録した

しかし、投球回は132イニングで、規定投球回には11イニング足りなかった

「長いイニングを投げれば信頼を得ることにつながるし、規定投球回にも近づく」と話す森は、今キャンプでのさらなる成長を目指す

直球の精度向上が次なる課題

森は今キャンプで、直球の精度向上もテーマに掲げており、スタミナ向上とともに投球技術の向上にも励むつもりだ

これまでの経験を生かし、長いイニングを投げる基盤を築いていくことが急務となるだろう

森翔平選手は、自身の成長を目指し、特にスタミナの強化に意欲的です。ブルペンで218球を投げ込む姿勢からは、来季の投球回数の目標に向けた真剣な取り組みが感じられます。また、黒田アドバイザーや藤井コーチの指導を受けながら、自分自身を高めていこうという意志は応援したいポイントです。
キーワード解説

  • ブルペンとは?: 投手が試合前に投げるための練習設備やエリアのこと。この場所で投手は自分の投球を確認し、調整を行う。
  • 規定投球回とは?: プロ野球で投手が一定の基準に達するために必要な投球回数のことで、これを達成することでエースとしての信頼を得る。
  • スタミナとは?: 体がどれだけ長時間、運動を続けられるかを示す能力のことで、高いスタミナが求められるスポーツ選手にとって重要な要素となる。

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