ロッテ中村奨吾選手、二塁復帰へ向け自主トレで手応えを掴む

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ロッテの中村奨吾内野手(32)が17日、沖縄県内で行った自主トレを公開し、上田希由翔内野手(23)、勝又琉偉内野手(20)とともに守備練習に励んだ

今季、彼は三塁から2年ぶりに二塁へとポジションを変更する

中村選手は、金字塔ともいえるゴールデン・グラブ賞を過去3度も獲得した実績を持つが、その内訳は全て三塁での受賞であり、二塁に再挑戦する思いが強い

自主トレ初日のスローイング練習ではルーティンが崩れ、一塁までの距離感に苦戦したものの、「続けていく中で取り戻してきている」と少しずつ手応えを感じている様子がうかがえた

中村選手は早稲田大学時代から二塁に特化したプレーをしており、その経験から「もう一度、二塁で勝負したい」と強い決意を見せている

彼が二塁を強く意識する理由として、セカンドから内外野全体を見るそのプレースタイルを挙げ、「その醍醐味を改めて実感している」と語った

また、中村選手は「ただ戻るだけではなく、レベルアップしないといけない」と自らを戒める言葉を並べ、チームはCSファーストステージに連続出場したものの、優勝には届いていない悔しさを吐露した

「優勝を目指している以上、悔しい思いはしている」と中村選手は認識し、「まずはキャンプ初日からしっかりアピールしたい」と語気を強めた

昨シーズンは120試合に出場し、打率.234、4本塁打、27打点と不本意な成績に終わっており、11年目に慣れ親しんだポジションでの飛躍を誓った

今年のロッテ中村選手は、ポジション変更に伴う意気込みを強く感じさせるコメントを多く残しています。彼が二塁に復帰することで、チームにどのような影響を与えるかが楽しみです。中村選手自身のレベルアップへの意欲も伝わり、今後の活躍に期待が高まります。
キーワード解説

  • ゴールデン・グラブ賞とは?プロ野球において、守備の優秀な選手に贈られる賞で、高いレベルの守備を証明するものです。
  • 自主トレとは?自主的に行うトレーニングのことで、選手同士で集まって行う練習を指します。自分のペースで技術を磨く重要な時間です。

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