前川選手は、午前9時過ぎからティー打撃やフリー打撃、外野ノックなどを行い、汗を流しました
この自主トレは、同じ三重県出身の中日ドラゴンズの岡林選手との合同トレーニングであり、二人は左翼手としてノックを受ける姿が見られました
岡林選手は、22年から3年間連続でゴールデングラブ賞を受賞した名手であり、前川選手は彼から守備のノウハウを学ぶことに意気込んでいます
前川選手は、「グラウンドでは、守備をしっかりやりたい
守備に意識を集中させ、岡林さんからしっかり吸収したい」と語り、守備力向上の重要性を強調しました
昨シーズンは、主に右投手が先発の試合で「6番・右翼」として116試合に出場しましたが、代走や守備固めを出されることが多く、スタメンを完全に固定することができませんでした
「1年間1軍にいたものの、規定打席にも達しなかった
打席数を増やすには、最後まで出場し続ける必要があると感じた
打つことが当然である一方、プラスアルファの守備も鍛えなければならない」と反省の言葉を述べ、レギュラー獲得へ向けて強い決意を示しています
また、今オフには同期入団の森木選手や中川選手とともにユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を訪れ、充実したオフを過ごしたことを振り返り、「良いオフ期間を過ごせた」との笑顔でコメントしました
前川選手の成長が期待される2025年シーズンに向けて、さらなる飛躍が待たれます
前川選手の自主トレーニングの実施は、彼の成長意欲を感じさせる良い事例です。特に、名手から直接学ぶ姿勢は、多くの選手にとって見習うべき点だと思います。今後のシーズンでの彼の活躍に期待が高まります。
キーワード解説
- 自主トレーニングとは?:選手が自分の判断で行うトレーニングのことで、自らの技術や体力を向上させる目的で行われます。
- ゴールデングラブ賞とは?:優れた守備をした選手に贈られる賞で、プロ野球の中でも特に守備力の高さを表彰するものです。
- 守備固めとは?:試合中に守備力の弱い選手を交代させ、より守備力の高い選手を起用する戦術のことを指します。