侍ジャパン強化試合に辞退した及川雅貴投手、体調の重要性を再認識

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 日本プロ野球(NPB)エンタープライズは3日、15、16日に東京ドームで実施される「ラグザス侍ジャパンシリーズ2025 日本-韓国」に出場予定だった選手の辞退および追加出場選手の発表を行った

腰痛を抱えるロッテの種市篤暉投手、及川雅貴投手(阪神)、そしてコンディション不良の牧原大成内野手(ソフトバンク)が辞退した一方で、広島の佐々木泰内野手が追加出場することになった

 及川投手は、初めての侍ジャパン選出が期待されたものの、11月の強化試合には参加できなくなった

今シーズンは、勝ちパターンの中核を担い、両リーグトップとなる66試合に登板

46ホールドを記録し、防御率は驚異の0.87という成績を残した

さらに、NPB新記録となる18試合連続ホールドも達成するなど、目覚ましい活躍でチームの2年ぶりのリーグ優勝に貢献した

 クライマックスシリーズ(CS)や日本シリーズでもフル回転してきた及川投手は、日本シリーズ終了翌日の完全休養を経てこの日は甲子園でキャッチボールを行い、再始動を果たした

自身が疲労を抱えていることを「自分で感じていない疲れがあると思っている」と語り、先輩からのアドバイスも受けながら、今後のために体調管理の重要性を認識している

 「理解して終わりじゃなくて、しっかりケアに努めていきたい」とコメントした及川選手は、4日からはトレーニンググループ「SGL」での練習に参加する予定

今回は辞退となったが、日の丸を背負いたい意欲は変わらず、来年3月のワールドベースボールクラシック(WBC)出場にも強い意欲を示した

まずはコンディションを整え、その後の目標へ向けてしっかりと準備を進めていく考えだ

今シーズン、及川選手は多くの試合に登板し驚異的な成績を残しましたが、それでも体への配慮が不可欠であることを改めて実感したようです。今後は健康管理に力を入れ、次なる目標を目指す姿勢が評価されます。
キーワード解説

  • 侍ジャパンとは?:日本のプロ野球選手で構成された日本代表チームで、国際試合に参加し、日本を代表する存在です。
  • ホールドとは?:投手がリリーフとして登板し、試合を有利な状況で維持した際に記録される成績で、主に試合の展開を管理する役割を評価されます。
  • 日本シリーズとは?:日本のプロ野球におけるリーグチャンピオンによるチャンピオンシップシリーズで、年間の日本一を決める重要な試合です。
  • クライマックスシリーズとは?:プロ野球のプレーオフ制度で、リーグ戦を経て日本シリーズへの出場権を争うトーナメント形式の試合です。
  • ワールドベースボールクラシック(WBC)とは?:野球の国際大会で、世界中の代表チームが競い合い、国際的な地位を確立する場となっています。

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