新たに多くの選手が各球団に加入する一方で、戦力外通告による退団選手も増えている
今年のオフには特に、読売ジャイアンツの馬場皐輔選手が戦力外通告を受け、話題となっている
馬場皐輔選手のプロフィール
馬場皐輔選手は、1995年5月18日生まれで、身長180cm、体重97kgの右投右打の投手である彼は仙台育英高校を経て仙台大学から、2017年のドラフトで阪神タイガースに1位指名を受けて入団した
キャリアの転機
プロ入り当初は順調に見えた馬場選手も、プロ3年目の2020年にようやくリリーフ投手として頭角を現した2021年には44試合に登板し、3勝10ホールド、防御率3.80を記録
このシーズンが彼にとってのピークとも言える
しかし、その後は一軍での出番が減少し、2023年シーズンにはわずか19試合の登板にとどまった
新天地への移籍とその後
2023年オフに行われた現役ドラフトで読売ジャイアンツに移籍した馬場選手だが、新天地でも苦労が続いた昨シーズンは一軍での登板がわずか1試合に終わり、二軍では37試合に登板し、成績は1勝3敗13セーブ、防御率1.91とまずまずの結果を残したものの、一軍でのパフォーマンスが求められる中、8試合の登板に留まり、防御率も3.68と満足な成績を収めることができなかった
秋のドラフトと今後の展望
さらに、ジャイアンツは今年のドラフトで大学・社会人投手を上位指名したことから、チームの投手陣の競争が激化することが予想されていたその直後、馬場選手は戦力外通告を受け、自身のプロ野球生活に一つの区切りを迎えることとなった
今回の戦力外通告は、馬場皐輔選手にとって新たな挑戦の始まりかもしれない。彼のこれまでのキャリアと成績を見る限り、選手としてのポテンシャルは高い。新しい環境で再起を目指し、成長を続けていく姿を応援したい。
キーワード解説
- 戦力外通告とは？戦力外通告とは、プロ野球チームが選手に対して契約更新を行わないことを伝える通知です。この通告を受けた選手は、そのチームでの活動が終了します。
- 現役ドラフトとは？現役ドラフトとは、プロ野球の選手が移籍を希望する際に行うドラフトです。このシステムを使うことで、選手は新たなチームでの活躍の機会を得られます。
- 防御率とは？防御率とは、投手が自責点（失点からエラーで生じた点を除いたもの）をどれだけ抑えられたかを表す指標で、数字が低いほど優秀な投手とされています。
