横浜商大の宮崎選手、リーグ優勝を目指してチームを牽引

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神奈川大学野球リーグの横浜商業大学で主将を務める宮崎海外野手(3年・愛工大名電)は、今秋のドラフト候補として注目されています

彼はこれまで5シーズン連続でリーグ2位となり、優勝にはあと一歩届いていません

「2位も6位も変わらない」と語る宮崎選手は、自らの経験を通じてチームの改良点を明確にしています

宮崎選手は「優勝へあと一歩届かないのは、どこかに弱さがあるということ」と述べており、これまでの悔しさをバネにチームを強化しようと努力しています

新しい幹部同士でフィジカル面の強化に取り組み、ウェイトトレーニングのメニューを増やすことで、全体のパフォーマンス向上を図っています

高校時代からの成績と進化

高校時代、愛工大名電で「4番・左翼」として活躍し、夏の甲子園にも出場した宮崎選手

その記録は高校通算で27本のホームランを記録したことに象徴されます

横浜商大に入学後も、1年春からベンチ入りし、2年春にはレギュラーとして活躍

さらに、3年春の関東学院大との試合では、サヨナラホームランを打つなど、勝負強さを見せてきました

期待される資質と新たな挑戦

彼は「三振が少なく、広角に打てることが自分の強み」とし、50メートル走6秒1という俊足も誇っています

「足が意外と速いのはあまり知られていないので」と笑いながらも、盗塁の意欲も見せています

今年からは守備の面でもセンターを任され、全体的なレベルアップを誓っています

プロの舞台への憧れ

昨年、宮崎選手は侍ジャパン大学代表選考合宿にも参加し、「レベルの差を感じた」と語っています

同世代の選手たちと汗を流しながら自らの能力向上に努めており、この経験が彼のさらなる成長に繋がることが期待されます

また、大学時代のチームメートである田村俊介選手が2021年のドラフトで広島に入団したことから、「一緒にプロの世界でやってみたい」との夢を掲げています

指導者の期待と新年の決意
井樋秀則監督(62)は、宮崎選手のリーダーシップを高く評価し、チームの勝利にも期待を寄せています

今年の目標に「圧倒的」と設定し、努力を重ねてリーグの頂点を目指す姿勢が明確です

「ドラフトでは注目度NO.1の外野手になりたい」と語る宮崎選手

彼の向上心は、チームの成功および自身のキャリアに大きな影響を与えることでしょう

宮崎選手のチームへの強い思いと努力が伝わってきます。これまでの苦い経験を繰り返さないために、自ら率先して新しいトレーニングを取り入れ、チームの成長に貢献しようとしています。また、ドラフトへの希望を持ち、プロの選手としての自覚も芽生えています。彼の成長と活躍がとても楽しみです。
キーワード解説

  • ドラフトとは?: プロ野球選手を目指す高校や大学の選手が、NPB(日本プロ野球機構)の各球団に指名されるためのイベントです。各球団は選手の能力を検討し、チームで必要とされる選手を選びます。
  • ウェートトレとは?: 筋肉を増強し、体力を向上させるために行うトレーニングのことで、重りを使って体の部位を鍛えます。特にスポーツ選手においては、競技力向上に不可欠です。
  • サヨナラホームランとは?: 試合の最終回で、同点の状態からチームが勝利するために打たれたホームランのことです。この一発で試合が決まるため、選手にとって特別な意味を持ちます。

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