この訪問は、今月15日と16日に東京ドームで行われる「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vs韓国」で日本代表に選ばれている牧秀悟内野手(27)の体調を確認するためのものであった
牧内野手は、井端監督の訪問に対して「手のことを気遣ってくれましたし、体の状態も伝えられた」と嬉しそうに話し、笑顔を見せた
牧は、7月31日のヤクルト戦で左手の親指の付け根を痛め、8月には靭帯(じんたい)修復手術を受けている
手術から復帰した後は、クライマックスシリーズで全5試合に出場し、活躍を見せている
秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」でも自ら志願して出場を果たし、「自分自身の意思で行くことになりましたし、ジャパンの調整というよりも、クライマックスに負けてこのまま休んでいたら後悔しそうだった」と、日本代表への情熱を語った
練習法については、巨人の2軍監督に転任した石井琢朗野手コーチからのアドバイスを基に、最高の状態を目指しているという
侍ジャパンでは、先輩として後輩を引っ張る役割も担っている牧選手
彼は「本番に向けてアピールしなければいけない立場でもあるんですが、経験したこと、感じたことをメンバーに伝えられれば一番いい」と意気込みを語り、井端監督の期待に応える準備が整っていることを示した
井端監督が牧選手を訪問したことで、選手の健康状態が確認できたことは大きな意義があります。牧選手は手術から復帰し、さらに意欲的にリーグに参加する姿勢を見せています。チームとしても、こうしたコミュニケーションが選手のモチベーションを高める要因となるでしょう。代表戦に向けた気持ちを一層強くする良い機会だったのではないでしょうか。
キーワード解説
- 靭帯とは?靭帯は、骨と骨をつなぎ、関節の安定性を保つ役割を持っている柔軟で強い繊維組織です。
- クライマックスシリーズとは?クライマックスシリーズは、プロ野球のプレーオフ制度のことで、シーズンのトップチームが日本シリーズの出場権を競うための一連の試合を指します。
- アピールとは?アピールは、自分の能力や魅力を他人に伝えて、印象を良くすることを指します。特にスポーツでは、選手の能力や意欲を示す際によく使われます。

