中日・井上一樹監督が福永裕基選手に守備特化メニューを指示

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
中日ドラゴンズの井上一樹監督(54)は、秋季キャンプの第1クール最終日となる11月4日に、福永裕基内野手(29)に特別な守備強化メニューを用意していることを明らかにしました

福永選手は今季20試合に出場しながらも、守備で3失策を記録しており、井上監督が特に力を入れるポイントになっています

堂上内野守備走塁コーチとのマンツーマン指導を受けることで、福永選手の守備力向上を図っているのです

守備特化メニューの背景

井上監督は、キャンプにおいて高精度な守備力を求める福永選手に特にノックを入れるよう指示しました

福永選手は、現時点での二塁手の定位置争いにおいて、攻撃力が重視される場合は選ばれる一方で、守備力が求められる場面では田中選手が優位に立っています

監督は「福永自身が損をしないためには、守備をきちんとこなさなければならない」という考えを強調しています

過去の課題と現在の取り組み

福永選手は今季、右膝の怪我により出場機会が限られ、打率も1割7分3厘と低迷しています

特に悔しかったのは、シーズン最終盤の9月30日巨人戦で何気ないゴロの処理ミスを犯したことです

監督はそのプレーを例に挙げ、「お手本の田中がいるので、彼のプレーを参考にしないといけない」と指摘しています

基本動作の徹底

福永選手は、守備に対する意識改革が必要だと自覚しています

球を受け止める意識が強く、実際にはボールに対してアプローチする感覚が不足していると述べています

現在は、堂上コーチが提案する様々なアプローチを通じて、正面からの打球をひたすら受ける基本動作に取り組んでいるとのことです

今後の期待
福永選手の守備力向上が実現すれば、中日ドラゴンズの内野守備も安定し、より高いレベルのプレーが期待できるでしょう

野手のポジション争いも一層白熱することが予想されます

福永裕基選手に対する井上一樹監督の守備特化メニューは、彼のプレー向上を図る意図が明確です。特に守備力に不安がある彼に対し、的確な指導を行うことで、二塁手争いをより活性化させる狙いがあります。キャンプを通じて選手自身も成長を実感していることでしょう。
キーワード解説

  • 内野手とは?野球において、内野手は内野のポジションを守る選手のことを指します。主に一塁手、二塁手、三塁手、遊撃手に分かれ、守備と攻撃を両立させる役割を担っています。
  • 守備力とは?守備力は、選手が打たれたボールをどれだけ確実に処理できるかを示す能力のことです。キャッチ、スロー、ポジショニングに関わる技術が含まれます。
  • ノックとは?ノックは、選手の守備技術を向上させるための練習方法です。コーチがボールを打ち、選手がそのボールを捕球することを繰り返して行います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。