平川蓮選手、教育実習での授業デビューとその反響

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広島からドラフト1位指名を受けた仙台大学の平川蓮外野手(21)が、教育実習を行っている母校の札幌国際情報で初めて授業を行った

初授業の日は2025年11月5日で、平川選手にとっては特別な瞬間であった

この教育実習は全体で3週間にわたり、4日からスタートした

初日は、平川選手が教壇に立つことに期待する生徒たちが殺到し、学校側からサイン禁止令が出されるほどの“平川フィーバー”が巻き起こった

平川選手は、保健体育の教員免許取得を目指しており、授業のテーマは「飲酒と健康」であった

自身の体作りにおいて飲酒を控えている理由を紹介しながら、「お酒は筋肉に悪い影響を及ぼすので飲まない

強い人も弱い人もいる

いろんな人がいるので、良い距離感でお酒と付き合っていきましょう」と生徒たちに呼びかけた

授業は予定の内容が早めに終了し、残りの時間で生徒からの質問に応じることになった

平川選手は「カンペを用意していたんですけど持ってくるのを忘れてしまい、最初テンパってしまった

思ったように出来なかった」と苦笑いしながら、授業を振り返った

質問タイムでは、生徒から「好きな言葉」や「試合中のマインド」についての問いがあり、平川選手は誠実に答えた

また、平川選手の高校時代の恩師であり、元プロ野球選手の有倉雅史監督(58)も授業を見学した

有倉監督は「『大丈夫っす、大丈夫っす』と言っていたけど、全然準備不足ですね」とバッサリ切り捨てつつも、「(高校時代にプロ野球選手になるとは)みんな思っていなかったと思う

これからが大変だから、教育実習中でもちゃんと練習してほしい」と平川選手の活躍を期待していた

平川蓮選手の初授業は、生徒たちにとっても特別な体験だったでしょう。ただの授業ではなく、プロ野球選手から直接学ぶという貴重な機会がありました。若い世代にとって、教育実習を通じての経験や心意気は、今後の進路にもポジティブな影響を与えることでしょう。平川選手が感じたプレッシャーや準備不足が、成長につながる一歩となることを期待します。
キーワード解説

  • ドラフトとは? ドラフトとは、プロ野球チームが大学や高校などの選手を指名して契約する制度を指し、新人選手を獲得するための大事なイベントです。
  • 教育実習とは? 教育実習は、教員を目指す学生が実際の学校で授業を行い、教えるスキルや経験を積むための実習のことです。
  • 保健体育とは? 保健体育は、身体の健康やスポーツに関する知識や技術を学ぶ教科で、心身の健康維持や安全に関する重要な内容が含まれます。

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