阪神・伊原陵人が来季への意欲を示す!成長の歩みと次のステップとは

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 阪神タイガースの2024年ドラフト1位ルーキー、伊原陵人投手(25)が来季に向け強い意欲を表明した

5日、二軍施設・日鉄鋼板SGLスタジアムで行われた秋季練習に参加し、ランメニューや投手ノックに取り組んだ

伊原選手は今季、先発として17試合、中継ぎとして11試合に登板し、5勝(7敗)、防御率2.29を記録した

 「1年間やり切ることを目標にしていたので、フルでは回れなかったですけど、先発も中継ぎも両方できたのはすごく大きな経験になりました」と充実感をもらし、その言葉からは若手選手としての成長の実感が伝わる

 伊原選手はプロ初登板をリリーフで迎えた後、4月下旬には先発に転向し、7月には再びブルペンとしてチームに貢献した

今季の経験は決して順調なものではなかった

「調子を落とした時期もあった」と自身の調子について振り返り、「サポートしてくれたトレーナーさんには本当に感謝しています」と裏方への感謝の気持ちを忘れなかった

 また、日本シリーズではソフトバンクとの第2戦(10月26日)において、3回二死満塁の局面でマウンドに上がり、4番・近藤選手を遊ゴロに仕留めるなど、重要な場面での救援としての役割を果たした

伊原選手は「社会人と違ってシーズンを戦い抜いてからの短期決戦は全然違う」と経験を語った

 来季の自身については、「ポジションにかかわらず必要とされるのが一番」と述べ、両方の役割をこなせる強みを持ちつつも「もちろんどちらかに固定できればいいなとも思います」と今後の目標を示した

 万能型から信頼される主戦投手へと成長する道を歩む伊原選手

来季の活躍が期待される

伊原選手の来季への意欲は、選手の成長にとって非常に重要です。特に多様なポジションでの経験が、今後のキャリアにどのように活かされるのかが楽しみです。プロ野球選手として、高いレベルでの競争が彼をさらに成長させることが期待されます。
キーワード解説

  • 防御率とは? 防御率とは、投手が失点をどれだけ抑えることができたかを示す指標で、失点数を投球回数で割って、結果を9倍したものです。
  • リリーフとは? リリーフとは、先発投手の後に登板する投手のことを指し、主に試合の終盤に登場して試合を守る役割を持ちます。
  • ブルペンとは? ブルペンとは、試合中に投手がウォーミングアップをする場所を指しますが、ブルペンピッチャーは試合中の控え投手を指すこともあります。

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