ソフトバンク周東、選手会長退任を表明し全試合出場を目指す
ソフトバンクホークスの内野手、周東佑京(29)が5日、選手会長を今年限りで退く意向を表明した周東は、昨年から選手会長を務め、チームをパ・リーグ2連覇へ導いたが、今季は故障者が続出する中で5年ぶりの日本一を達成した
周東は「いったんは卒業ですね
誰かに引き継ぎますよ
もう、自分のことしか考えないですよ
これからは」と心境を語った
任務を全うした周東の思い
周東は昨季、今宮と交代で選手会長に就任選手会長としての責任を果たしつつ、チーム全体の成長を感じたと振り返る
「考えることは多かったけど、大変ではなかった
ケガ人が出る中で全員がいい経験を積めた」と述べた
周東は、リーグ優勝を果たしながらも、日本シリーズでは敗れてしまった昨季の経験を活かし、今季はチームを再び優勝へ導いた
ケガに苦しみながらも結果を出す
今季は自身も怪我に悩まされたが、ポストシーズンでは全11試合に出場特に、日本シリーズ第2戦ではシリーズ新記録となる1試合5安打を記録するなど、チームのために尽力した
周東はレギュラーシーズン中に96試合に出場し、打率・286、3本塁打、36打点、35盗塁を達成
これにより、3年連続4度目の盗塁王も獲得した
来季に向けた目標
周東は「納得はしないし、全試合に出てレギュラー全部出れば、それなりの数字も出る」と語り、来季の全試合出場を目指すと決意を示した
また、次期選手会長には栗原や柳町が候補に挙がっている中で、自身はオフに調整に専念する意向を表明している
- 選手会副会長の柳町も目立った成績を狙う
- 選手会副会長の柳町は、来季は打率3割、首位打者を目指すと宣言した
今季は最高出塁率のタイトルを獲得するも、首位打者争いでは2位に終わっており、さらなる上を目指す姿勢を明らかにした
キーワード解説
- 選手会長とは?:選手会長は、プロ野球チームにおいて選手たちを代表し、チームの意見をまとめたり、チームと球団のコミュニケーションを取る重要な役割を担う。
- 盗塁王とは?:盗塁王は、プロ野球においてシーズン中に最も多くの盗塁を記録した選手に贈られるタイトルで、走塁の精度とスピードが求められる。

