ヤクルト・奥川が松山市立素鵞小学校を訪問、子供たちとの交流で野球の楽しさを伝える

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東京ヤクルトスワローズの若手左腕、奥川恭伸投手(24)が、秋季キャンプの休養日にあたる11月5日、愛媛県松山市立素鵞(そが)小学校を訪れた

彼は伊藤琉偉内野手(23)と共にこの小学校の授業を受け持ち、児童たちとの交流を図った

この訪問では、小学3年生の66人と一緒にキャッチボールを行い、投球動作についての指導も実施した

楽しい野球体験の提供

奥川投手は「子供たちが楽しそうにしてくれたので、僕もうれしかった」と語り、笑顔を見せた

彼は野球の楽しさを子供たちに伝え、最後には「皆さんは小学3年生で、まだまだ何でもなれる」と将来への期待を込めて激励した

また、奥川投手は「皆さんが大きくなるまで、ヤクルトスワローズで皆さんのことを待っています」と未来に向けたメッセージも忘れなかった

復帰と新たな目標

昨シーズンは右肘のけがから復帰し、今季は初めての開幕投手を務めた奥川だが、成績は4勝8敗、防御率4.32と厳しいものだった

来シーズンは自身初の規定投球回(143回)の達成を目指しており、「長く続けるためにも、しっかりと活躍できるような1年にしたい」と目標を明確にした

伊藤内野手の思い

同行した伊藤内野手もまた、子供たちとの交流を通じて「元気なパワーをもらえた」と笑顔を見せた

彼自身、小学生の頃に西武ライオンズの選手とキャッチボールをした思い出があり、「自分もそういう立場で学校に来られてうれしい」と感慨深げだった

今シーズンは87試合に出場し、打率.207、3本塁打、17打点を記録

来季は遊撃のレギュラー争いを制し、「子供たちがテレビで見てくれるように頑張りたい」と力強く語った

奥川投手と伊藤内野手の訪問は、プロ野球選手と子供たちとの貴重な交流の場となり、野球の楽しさを伝える素晴らしい機会でした。選手自身も子供たちから刺激を受け、やりがいを感じる姿勢が印象的です。将来に向けた夢を持つ子供たちと、その夢を支える選手たちの関係は、プロスポーツの良さを再確認させてくれます。
キーワード解説

  • キャッチボールとは?投球と打撃の基本であり、野球を楽しむための重要なスキルです。
  • 復帰とは?ケガや病気から回復して元の状態に戻ることを指します。
  • 規定投球回とは?シーズン中に投手が投げた回数が特定の数字に達することで、その投手の成績をより正確に評価するための基準です。

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