この合宿初日、埼玉西武ライオンズの平良海馬投手(25)が唯一ブルペンでの投球練習を行い、国際大会で採用されるメジャー球を使用して29球を投じました
平良投手は、国際大会において球の重さや感触の違いを考慮しつつも、「シーズン中から様々なボールを投げているので、メジャー球に対して特に違和感はなかった」とコメントしています
ピッチコムとピッチクロックの導入
練習中、平良投手は22球目からサイン伝達機器「ピッチコム」を利用しましたピッチコムは、捕手と投手間でのサインのやり取りを迅速に行うためのデバイスです
これにより、サインの混乱を防ぎ、試合の流れをスムーズに進めることが可能になります
また、国際大会では「ピッチクロック」というルールが適用されており、投手は投球動作に入るまでの時間に制限があります
平良投手は「普段よりも投球間隔が短く、意外と急がなければならない」とし、球種が多様であることから、考慮すべき点が多いと語りました
まとめ
侍ジャパンの合宿は、国際大会に向けた準備の一環であり、投手陣の合流と技術向上を目指しています平良投手が必要な条件を意識して練習に臨んでいることは、チーム全体の意識向上にも寄与することでしょう
侍ジャパンの宮崎合宿は、韓国代表との強化試合に向けた重要なステップです。特に平良投手がメジャー球を使って投球練習を行った新たなルールへの適応は、国際舞台でのパフォーマンス向上に寄与するでしょう。
キーワード解説
- ブルペンとは? 投手が試合前にウォーミングアップを行うためのエリアのことです。
- メジャー球とは? アメリカのメジャーリーグで使用される野球ボールのことを指し、規定のサイズと重さが設定されています。
- ピッチコムとは? 投手と捕手の間でサインのやり取りを音声や電子機器を使って行うための改善装置です。
- ピッチクロックとは? 投手が次の投球を行うまでにかかる時間を制限するためのルールで、試合の迅速化を目的としています。

