プロ野球ドラフトで巨人が注目の左腕・山城京平を指名
2025年11月6日、巨人はドラフトの3位で亜細亜大学の山城京平投手(22)を指名した山城は沖縄県出身で、沖縄・興南高校で活躍した左腕選手であり、同じく沖縄出身のオリックス・宮城大弥投手(24)に憧れていると語っている
宮城大弥投手との関係
山城は宮城選手の運動能力に感心しており、「運動神経がすごくいい方で、体もがっちりしていました素晴らしい先輩で尊敬しています」とコメント
宮城選手は身長171センチで、山城も174センチと体格の面でも似ており、プロの道を共に歩むことになるとは夢のようだと嬉しそうに述べた
高校時代の思い出
特に印象に残っているエピソードには、宮城選手とのポール間走がある山城は「『行くぞ!』と声をかけてもらったり、心強い存在でした」と当時の思い出を振り返っている
一方、宮城選手は「とりあえず走れ!」と言って山城を鼓舞していたという
指導を受けた島袋洋奨氏
高校時代の左腕エースとして名を馳せた島袋洋奨氏(33)からも指導を受けていたことを山城は重視している島袋氏は、引退後は興南高でコーチを務めており、山城にとっても重要な存在だ
「何かあるたびに連絡をくれて、最近では指名されたときに『おめでとう』と声をかけていただきました」と感謝の意を示した
トルネード投法と投球フォーム
島袋氏の特徴的なトルネード投法とは異なり、山城は自身のフォームは模倣していないと語った「参考にできないと思って、あの投法をマネするのは難しいです」と明言し、自分らしいスタイルを確立していることを強調した
山城の最速投球は154キロで、阿部監督からは「素晴らしいポテンシャルを持っている」と高く評価されている
榑松スカウトディレクターも、「将来的には155キロを超える可能性がある」と期待を寄せている
山城は「真っすぐを活かした緩急を武器にし、先発でやっていければ」と自信を示しており、プロの舞台での活躍が楽しみな存在である
新たに巨人に指名された山城京平選手は、憧れの選手と同じ舞台に立つことになり、未来の活躍への期待が高まります。特に、沖縄出身の選手同士のつながりが印象的です。
キーワード解説
- トルネード投法とは?投手が身体をひねりながら腕を振る独特な投球フォームのことを指し、特に島袋洋奨選手が有名です。
- 緩急とは?速球と変化球を使い分けることで、打者を惑わせる投球技術のことを指します。
- ポテンシャルとは?将来的な可能性や能力のことを指し、期待される成長や技術の発展を意味します。

