巨人・坂本達也、休日返上で打撃練習を実施し意欲を見せる

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2025年11月6日、巨人の育成選手である坂本達也捕手が休日返上で自主練習を行いました

この日は秋季キャンプの休養日でしたが、坂本選手はジャイアンツ球場の室内練習場に姿を現し、積極的に打撃練習を実施しました

特に、矢野謙次巡回打撃コーチからのアドバイスを受けながら、マシンを用いた打撃練習に励んでいました

坂本選手は、前日の5日から1軍経験者が多く参加する「午前組」の秋季キャンプに参加しており、初めての経験となる1軍選手とのプレーを通じて、より技術向上が必要であると感じたそうです

「人と同じことをやっていても」という思いから、矢野コーチに練習をお願いし、この自主練習に繋がったとのことです

坂本選手は、2024年の育成ドラフトで1位指名を受けて富士大から入団した捕手で、特に二塁送球においては球界トップクラスの1.8〜1.9秒台を達成する強肩を持っています

今年は3軍を主に活動し、夏以降に2軍に昇格

イースタン・リーグでは18試合に出場し、打率3割1分4厘、1打点、1盗塁を記録する活躍を見せました

「2軍に上がった時に結果が出たのは、3軍での努力が実を結んだと感じました」と振り返っています

来季に向けて、坂本選手は支配下昇格を目指す意気込みを示しました

捕手としての能力を向上させると共に、50メートル走6秒1という俊足を活かすことも意識しています

「守備に安心感があり、なおかつ走れるキャッチャーを目指したい

代走から守備につくことができる選手は少ないので、まずはしっかり守れることを優先し、更に走れるキャッチャーとして出場機会を増やせたらと思っています」と、今後の成長への期待を語りました

坂本選手の自主練習意欲は、彼の真剣な姿勢を示しており、今後の成長が期待されます。休日を返上して練習することで、プロ選手としての自覚が高まり、支配下昇格を目指す彼の姿勢は多くの若手選手にとっても模範となるでしょう。また、強肩や俊足といった彼の特性が活かされる場面を楽しみにしたいです。
キーワード解説

  • 育成選手とは?:プロ野球チームに所属する選手のうち、契約が正式に結ばれていない選手のことです。試合に出る機会が限られているため、経験を積むことが重視されます。
  • 捕手とは?:野球において、投手の投げるボールを受ける位置にいる選手のことです。ゲームのマネジメントや守備の要となる重要なポジションです。
  • 支配下選手とは?:プロスポーツにおいて、正式に契約を結び、試合に出場できる選手のことを指します。育成選手とは異なり、より多くの試合に出ることが期待されます。
  • イースタン・リーグとは?:日本のプロ野球における二軍選手が参加するリーグで、選手の育成や調整を目的とした重要な舞台です。

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