ロッテ・東妻勇輔、来季に向けた基礎体力向上を図る

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ロッテの若手右腕、東妻勇輔選手が2024年に持ち越した悔しさをバネに、2025年シーズンに向けて新たな挑戦を始めている

今季は厳しい成績となり、6試合に登板して1ホールド、防御率6.75という結果に終わったが、東妻は来季に向けて基礎体力と筋力の向上を重点的に取り組んでいる

「基礎的なところからやらないとな」と語る東妻は、フォームよりもまずは基礎体力の重要性を感じている

そして、球速を上げるために体重を増加させようとしたが、今は体重を減らして筋量を増やすことを試みている

「キレという面では去年より出ているのかな」と、自己評価も行っている

彼の今年の春季キャンプは、都城でスタートしたが、2月18日から糸満キャンプに合流

その後、練習試合とオープン戦の6試合に登板し、特にスライダーのキレがよく見える結果となった

スライダーは、投手が右打者に対して投げる際の重要な球種であり、カウントを稼ぎ取るための有力な武器だ

4月5日のDeNAとの二軍戦では、スライダーを武器に3人のバッターを無失点に抑え、その後の数試合でも好成績を収めた

今季初登板の6月21日、DeNA戦では先頭バッターに四球を許したが、スライダーで三振を奪う場面もみられた

一方、7月9日の日本ハム戦では1回を投げ3失点の苦しい投球となり、翌日に一軍登録を抹消され、その後シーズンを終えることとなった

今季の経験を経て、来季は更なる成長を期す東妻選手は「30歳を迎える来季は意地を見せたい」と強い決意を表明している

基礎体力の強化を掲げる彼の挑戦は、今後の成績にどう影響を与えるのか

期待が寄せられる

取材・文=岩下雄太ロッテの東妻選手は今季の悔しい成績をバネに、来季の活躍に向けて基礎体力の強化に取り組んでいる。その姿勢は、これからのシーズンの成績にどのように影響を与えるのかに注目です。特にスライダーの改善を意識して取り組んでいる点は、今後の試合でのパフォーマンスに期待を持たせます。
キーワード解説

  • スライダーとは?:スライダーは、野球において投手が投げるボールの一種で、横にカーブする軌道を持つため、打者にとっては非常に打ちづらい球種です。
  • 防御率とは?:防御率は、投手がどれだけ自チームに得点を与えたかを示す指標で、1イニングあたりの失点数を計算して表されます。低いほど優れた成績を示します。
  • ホールドとは?:ホールドは、リリーフピッチャーが試合中にチームが勝っている状況で登板し、試合を引き締める役割を果たす際に与えられる特別な記録です。

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