金丸夢斗投手、MLBボールへの適応法を学び成長を誓う

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 日本野球代表の「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本VS韓国」(15、16日・東京ドーム)に出場予定の中日・金丸夢斗投手(22)が、6日に始まった宮崎での合宿において、井端弘和監督(50)からMLB公式球への適応法を学びました

 金丸投手は昨年、現役大学生として井端監督の指導を受けており、その経験を活かして一回り成長した姿を披露しようとしています

合宿初日には、ピッチコムの確認作業を行う投手陣がブルペンに集結し、井端監督が金丸選手のもとに歩み寄り、約5分間の談笑が行われました

 金丸選手は、指揮官にMLBボールの使い方について質問し、「ボールが違うので、工夫の仕方をいろいろ話しました」とコメント

初めてMLB球でキャッチボールを始めてからまだ2週間しか経っておらず、NPB球(プロ野球の公式球)と比較すると変化球の回転数にも差が出ていることを実感しています

特に、「ロジンなどの道具を使ってやれよ」との井端監督のアドバイスが励みになったと言います

 また、金丸選手は、ボールの種類にかかわらず、コントロールの向上が課題であると述べ、「ゾーン内でのコントロールを今はずっと練習しています

投げ込むことで体に覚えさせていくしかないと思います」と意欲を見せました

合宿初日には、キャッチボールやダッシュ、ウエイトトレーニングを順調にこなしており、これからブルペンで本格的な投球に臨む予定です

 井端監督のもとでプレーするのは約1年半ぶりで、金丸選手は「ちゃんとお話させていただいたのは久しぶりでした」と語り、自身で積極的にコミュニケーションを図る姿勢を見せています

昨年3月の強化試合・欧州代表戦では、先発として2イニング無安打無失点という素晴らしい投球を披露しており、今回の合宿でさらなる成長を期待されています

 金丸夢斗投手がMLBボールへの適応を学ぶ合宿で、井端監督からのアドバイスを受けて成長を誓う姿は、若手選手の中で特に注目されています。自身が最初に挑戦する場での試行錯誤を自分の成長に繋げようとする姿勢が評価されており、今後の活躍が期待されます。
キーワード解説

  • MLB - 大リーグ(Major League Baseball)の略称。アメリカとカナダを含むプロ野球リーグで、世界最高峰の競技レベルを誇る。
  • NPB - 日本プロ野球(Nippon Professional Baseball)の略称で、日本のプロ野球リーグ。シーズン制でレギュラーシーズンと日本シリーズを行う。
  • ロジン - 野球において選手が手に付けることで、ボールのグリップを向上させるための粉末。滑りを防ぐ効果がある。

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