中日ドラゴンズ・森博人投手、肘手術後初の立ち投げを実施

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中日ドラゴンズの森博人投手(27)が、ナゴヤ球場のブルペンで立ち投げを行いました

彼は今年3月に右肘の「尺側側副靱帯(じんたい)再建術」と呼ばれる手術を受け、そのリハビリを進めています

この手術は、俗にトミー・ジョン手術として知られ、投手にとっては非常に重要な手術です

靱帯の損傷が投球に大きく影響するため、早期の回復を目指す選手が多いのです

この日の練習では、捕手が立ったままの状態で15球を投げ、測定器「トラックマン」を使って数値を計測しました

森投手は、「順調ですね

今日は132キロでした

来年のキャンプで捕手を座らせたブルペンで140キロ出せればいいですね」と述べ、明るい表情を見せました

森投手は、日体大から2020年のドラフト2位で中日に入団

入団当初は最速155キロを記録した右腕ですが、今季は1軍北谷キャンプのスタート前に右肘の痛みで離脱し、3月に手術を受けていました

過去には30試合に登板した実績があり、通算40試合での経験がありますが、最近の3年間は1軍登板がありませんでした

来季の背番号はこれまでの28から3桁に変更される予定ですが、森投手は再び実戦登板をすることを目指しています

来季の復帰を楽しみに待つファンも多い中、森投手が果たしてどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、注目が集まります

森博人投手の復帰を待つファンにとって、今回の立ち投げは喜ばしいニュースです。トミー・ジョン手術を受けた選手は多く、彼らの復帰はファンの希望の象徴でもあります。森投手が今後どのような成長を見せるのか、期待が高まります。
キーワード解説

  • トミー・ジョン手術とは?:投手が肘の靱帯を再建する手術で、靱帯が損傷したり断裂した場合に行われ、成功すれば多くの選手が復帰を果たしています。
  • リハビリとは?:手術後や怪我からの回復を促進するための治療や訓練のこと。リハビリプログラムは段階的に進められ、選手の体力や技術を戻すことが目的です。

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