日本ハムの玉井大翔投手、FA権行使せずに残留を表明

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 北海道日本ハムファイターズの玉井大翔投手(33)は、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、10年目の来季もチームに残留することを発表した

7日にエスコンフィールドで行われた記者会見で、玉井選手は「道産子ですし、やっぱり北海道が好きですし球団が好きなので残留することにしました」と、心の内を語った

 玉井投手は、昨季は腰痛の影響で一軍登板がゼロだったが、今季は投球フォームを改良し、40試合に登板した

彼の防御率は2.25で、3勝2敗の記録に加え、17ホールドと1セーブをマークしている

ここでの「ホールド」とは、試合の展開において、勝利を収める可能性がある中で登板し、先発投手を勝ち投手にするための投球を行ったことを指す

 会見では「開幕から1軍にいられなかったのは悔しいですし、CS(チャンピオンシップシリーズ)に登板したのは初めてでしたが、その経験を通じて、さらに優勝したい気持ちが強くなった」と語り、来季への意気込みも示した

「50試合登板を目指したい」とし、3シーズンぶりの大台を目指す意向を明確にした

特に「中継ぎとして勝ちパターンで投げたい

最終的にチームが日本一になれるように」という目標を掲げ、トレーニングに励む姿勢を見せた

玉井選手が残留を表明したことで、日本ハムの来季のチーム力が一層強化される期待が高まる。自身は以前の怪我から復帰し、高い成績を記録しており、チームの中継ぎとして不可欠な存在であることを証明した。来季は更なる活躍を期待したい。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?
  • ホールドとは?

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