オリックス・山崎颯一郎、投球練習で新たな気づきを得る

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オリックス・バファローズの山崎颯一郎投手が、11月7日に高知で行われたキャンプにて投球練習を行った

これは今シーズン終了後初めてのブルペン入りとなり、変化球を交えた68球を投げ込んだ

山崎は「スムーズな動き」や「最後に力が伝わる感覚」を実感し、シーズン中のパフォーマンスに自信を見せた

今季の山崎は、28試合に登板するも苦しい時期を乗り越え、9月以降の8試合では1勝4ホールドを記録した

特にソフトバンク戦では、無死満塁のピンチを連続して切り抜ける活躍を見せた

これについて山崎は、「あそこから変わったと言っても本当に過言ではない」とし、自身の成長を振り返った

彼は、過去の自分と比べ、より冷静に試合を進められるようになったと語った

「いつもの僕だったら『絶対に抑えてやる』という気持ちでギリギリまで粘っていた

しかし、今は『打たれても仕方ない』という気持ちで落ち着いていられた」

この新たな心構えが、彼に冷静さをもたらし、結果につながったと言い、「力んじゃいけないタイプ」と自認しているため、しっかりと打者を観察できる余裕も感じ取ったという

加えて、山崎は昨年のキャンプで球速やフォームの修正に取り組み、今秋は実戦に役立つ技術を習得することに注力している

特にカーブの精度向上に努め、成長を実感している

「一歩ずつではあるが、段階を踏んで成長できている」と自信を持って語り、10年目を迎える来季の飛躍に期待を寄せている

山崎投手のキャンプでの取り組みや心境の変化は、彼自身の成長を示しています。厳しいシーズンを経て得た気づきは、今後のパフォーマンスにプラスとなるでしょう。冷静さを保つことの重要性を理解したことは、投手として非常に貴重な経験です。
キーワード解説

  • ブルペンとは? 投手が投球練習を行う場所のことで、リリーフ投手が試合中に出番を待つためのエリアでもあります。
  • ホールドとは? 試合を引き継いで登板した投手が、チームが勝つまでゲームをリードしている状況を維持することを指します。

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