坂本は「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本-韓国」(15、16日・東京ド)に向けたこの合宿で、正捕手候補としての地位を徐々に確立している
投手との初タッグでの手応え
ブルペンでは、坂本のミットの音が響き渡り、同日に行われた投球練習において大勢の球を初めて受けた坂本は、その速球と独特の球種に驚きを隠せなかった大勢はサイドスローから投げる珍しい軌道の投手であり、150キロを軽々と超える球速と鋭く落ちるフォークを持っている
坂本は「捕るのに必死で、すごいボールを投げてくる」と謙遜しつつ、相手投手の力に感銘を受けていた
フレーミング技術の重要性
捕手にとって重要な技術の一つに「フレーミング」があるフレーミングとは、捕手が投げられた球をストライクに見せるための捕球技術であり、審判の判定に影響を与える可能性がある
大勢も坂本のフレーミングを高く評価しており、「めちゃくちゃ投げやすかった」と絶賛していた
坂本の巧みな技術が、投手にとっての安心感を生んでいるようだ
WBCに向けた期待
この合宿には4人の捕手が参加しており、来年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に向けて、各選手のアピールが求められている村田善則バッテリーコーチは、坂本について「総合的なところも見て高い期待感を持っている」と述べ、選考過程において坂本のアピールが重要であることを示唆した
競争と選考の中での坂本
10日の練習試合・広島戦では全ての捕手がマスクをかぶる予定であり、実戦の中で適応能力の高さをアピールするチャンスが与えられる坂本は「自分のためにやりたい」とし、今できることに集中している
この強化合宿での貴重な経験が、彼を次のステージへと導くことが期待される
今回の侍ジャパン強化合宿では、坂本誠志郎捕手が大勢投手との初タッグを通じてそのキャッチング技術を証明しました。特にフレーミング技術の重要性が再認識され、今後の試合での活躍が期待されます。
キーワード解説
- フレーミングとは? 捕手が投球を受けた際にボールをストライクに見せるための技術で、審判の判定に影響を与えることがあります。

