侍ジャパン、強化合宿でピッチコム導入とピッチクロック実践
2025年11月8日、侍ジャパンは韓国との強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」に向け、宮崎で強化合宿を行った合宿2日目に入り、クローザー候補である大勢選手と松山選手が新しい技術である「ピッチコム」を装着し、また「ピッチクロック」を用いた投球練習に取り組んだ
「ピッチコム」は、捕手と投手が通信できるデバイスで、サインを共有する際の時間を短縮することができる
この技術の導入により、試合中のサインミスを減少させる効果が期待されている
一方、「ピッチクロック」は、投球までの時間を制限するものであり、試合のスピードアップを図る目的を持っている
今季セ・リーグでトップタイの46セーブを記録した松山選手は「最大限アピールして選んでもらうことが全て」と話し、一方で23年のWBCに出場した大勢選手も「思い描いてもらっているピースにはまれるように」と意気込んでいる
さらに井端監督は、「(本番は)開幕から3連戦になる
多ければ多いほど助かる」と、複数の抑え候補を用意する可能性を示唆している
今回の侍ジャパンの強化合宿では、新たにピッチコムを導入したことが注目されます。この技術は、投手と捕手の連携をさらに高め、試合の進行をスムーズにする助けとなるでしょう。また、松山選手と大勢選手の意気込みも印象的で、今後の活躍が期待されます。
キーワード解説
- クローザーとは?投手が試合の終盤に出てくる役割で、特にリードしているときの守護神としてチームを支える重要な存在。
- ピッチコムとは?投手と捕手がサインを通信するためのデバイスで、サインのミスを避け、試合をスムーズに進行させるために使われる。
- ピッチクロックとは?投手が投球するまでの時間に制限を設けるもので、試合のテンポを向上させるために導入されている。

