広島・黒田アドバイザー、投手陣の進化を期待する

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広島東洋カープの球団アドバイザーである黒田博樹氏(50)は、宮崎の日南で行われた秋季キャンプの終了を迎え、投手陣の練習を見守る中で選手たちの成長を評価しました

特に、来季の4年目を迎える益田武尚投手(27)に対して注目し、彼の飛躍を期待しています

黒田アドバイザーは、日米通算203勝を記録したレジェンドOBとしての経験から、投手陣に対して「ユニフォームを着ている時しかチャンスはない

注目されているうちに殻を破ることが大切だ」とエールを送りました

今季のチーム防御率は3.20と前シーズンの2.62から悪化しており、新しい力の台頭が求められています

また、黒田アドバイザーは、キャンプ中に選手たちに対して直接アドバイスを行い、特に投球の幅を広げる必要性などを説きました

杉田選手にはツーシームを伝授し、高橋選手にはフォークの積極的使用を促しました

益田選手については、今季1軍での登板が4試合、防御率が9.00という結果でしたが、新たな取り組みがあり、肩を痛めた際に黒田アドバイザーと共に投球を分析

彼のツーシームはシュート成分を持ち、巨人の大勢選手と並ぶ球界屈指の変化があるとされており、これをさらに活かすためにプレートの踏み方を改良したといいます

紅白戦での好投も目立ち、2回無失点で内田選手や名原選手のバットを打ち折る活躍を見せました

益田選手は「アピールし続け、自分の道を歩めるようにしたい」と語っており、来季が勝負の4年目となります

益田選手のプロフィール:
益田 武尚(ますだ・たけひさ)
1998年生まれ、福岡県出身

嘉穂高校から北九州市大、東京ガスを経て、2022年ドラフト3位で入団

23年9月6日のDeNA戦で初勝利を挙げ、今季は4試合に登板して防御率9.00を記録

身長174cm、体重86kgの右投げ右打ちの選手です

広島の黒田アドバイザーが投手陣に対して期待の声を上げており、特に益田選手に注目しています。今季の成績は振るわなかったものの、新たな取り組みが見られ、さらなる成長が期待されます。全体として、選手たちが自己を磨き、来季に向けて進化する姿勢が重要です。
キーワード解説

  • アドバイザーとは?:アドバイザーは、専門的な知識や経験を持つ人が、他の人や団体に助言や指導を行う役割のことを指します。
  • 防御率とは?:防御率は、投手の成績を示す指標で、1イニングあたりに与える得点の平均を表しています。数値が低いほど良い成績となります。
  • ツーシームとは?:ツーシームは、投球の一種で、球が内角に向かって鋭く落ちる特性を持つため、バッターにとって打ちづらいボールです。
  • フォークとは?:フォークボールは、投手の変化球の一つで、投げるときにボールが急激に落ちる特徴があります。打者にとっては、予測が難しい投球です。

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