ヤクルト・村上宗隆、ポスティングシステムを利用しメジャー移籍を目指す

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東京ヤクルトスワローズは8日、内野手の村上宗隆選手がポスティングシステムを利用してメジャーリーグへの移籍を目指すことについて、移籍交渉の手続きを申請したと発表した

これに伴い、7日(日本時間8日)には全MLB球団に対して通知が行われた

村上選手は、2017年に九州学院高校からドラフト1位で入団し、2022年には王貞治氏の持つ日本選手シーズン最多本塁打記録を更新する56本を記録した

さらに、打率.318、134打点という成績で、史上最年少の三冠王の称号も手に入れている

今季は度重なる故障の影響で56試合の出場にとどまったが、それでも22本のホームランを打ち、攻撃力をアピールした

村上選手のNPB(日本プロ野球)通算成績は、892試合で打率.270、246本塁打、647打点と素晴らしい数字を残している

また、2020年の東京オリンピックでは金メダル、2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では世界一に導くなど、国際舞台でもその才能を発揮した

ポスティングシステムとは、選手が日本の球団からメジャーリーグ球団に移籍を希望する際の手続きで、日本球団が選手の移籍交渉を容認すると、MLBから全30球団に対して契約可能な選手として通知される仕組みである

移籍交渉は45日間続き、その間に契約が成立すれば契約金や年俸に応じて日本球団に譲渡金が支払われる

村上選手は、2024年12月の契約更改後に行われた記者会見で、メジャーリーグへの思いを語っており、「来シーズンは日本でやる最後のシーズンになると思います

昨年(2023年)は行けるか行けないかのところだったので、僕自身も行きたい思いが強かった

来年、行けることは確実」と語った

村上宗隆選手のメジャーリーグ挑戦は、多くのファンにとって期待と興奮を呼び起こすニュースです。特に、彼が過去に立てた記録や成績からも分かるように、彼の実力は本物であり、アメリカの舞台でもそのパフォーマンスがどのように評価されるのか、非常に楽しみです。ポスティングシステムの制度についても理解が進む中、今後の交渉結果が待たれます。
キーワード解説

  • 村上宗隆とは?:東京ヤクルトスワローズに所属する内野手で、チームの中心的存在として活躍している選手。
  • ポスティングシステムとは?:日本のプロ野球選手がメジャーリーグに移籍する際に利用される制度で、選手の移籍希望を球団が受け入れることで他の球団と交渉ができる。
  • 三冠王とは?:同一シーズンにおいて、打率・本塁打・打点の3部門でリーグトップに立つ選手に与えられる称号。
  • NPBとは?:日本プロ野球リーグ(Nippon Professional Baseball)の略称で、日本におけるプロ野球の最高峰。

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