金丸夢斗、侍ジャパン強化合宿での挑戦を語る

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侍ジャパンの一員として、宮崎で行われている強化合宿に参加している中日ドラゴンズの金丸夢斗投手(22)は、8日にブルペンでの投球練習を行いました

彼は、ピッチコムやピッチクロックに慣れることに重点を置き、また腕を振って出力することに意識を向けていると語りました

ピッチコムとは、投手と捕手が通信機能を使って配球を連携するためのシステムで、ピッチクロックは投球までの時間を制限するルールを指します

これにより、試合のテンポが向上し、観客の応援をより一層楽しむことができるようになります

金丸投手は、関西大学在学中にその実力が評価され、2024年の欧州代表戦において井端監督によってトップチームに選出された期待の若手選手です

彼はその厳しい練習環境において貪欲に成長の糧を吸収しています

隣で投球を行っていた西武の隅田選手の球威を見て、自身の投球が「ショボく見えた」と苦笑いを浮かべました

彼はピッチクロックに対する対応を試行錯誤しながら行い、「プレートに戻ってからボールを受けるように心がけている」と述べました

また、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)球への対応も含めて「今後しっかりやっていきたい」と決意を新たにしました

現状、彼はまだ「お試し招集枠」と位置づけられていますが、井端監督や侍ジャパンの首脳陣にそのポテンシャルを高く評価されていることは間違いありません

「1年目とか関係なく、どんどんアピールして戦力になりたい」と語る彼の姿からは、謙虚さとともにアスリートとしての強い競争心が感じられました

金丸投手の挑戦は、ただ単に投球することだけでなく、新たなルールを取り入れていくことの重要性を強調しています。彼の姿勢には、若手選手としての成長をますます期待させる要因が満ちています。これからの活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • ピッチコムとは?投手と捕手が連携して配球を決めるための無線通信システムで、試合をスムーズに進行させる役割があります。
  • ピッチクロックとは?投球にかかる時間を計測するもので、30秒以内に投げることが求められ、試合のスピードアップに寄与します。
  • WBCとは?ワールド・ベースボール・クラシックの略で、野球の国際大会の一つで、多くの国が参加し、がっぷり四つの熱い戦いが繰り広げられます。

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