その中で、ドラフト1位の候補とされた多くの選手がいるが、必ずしも最高順位で指名されるわけではない
今回は、ドラフト1位候補として名を馳せながら、実際には1位指名を逃した選手の一人、京田陽太選手のキャリアに焦点を当てる
京田陽太選手のプロフィール
京田陽太選手（横浜DeNAベイスターズ）は、右投左打の内野手である身長184cm、体重90kg
1994年4月20日生まれである
彼は青森山田高校から日本大学に進学し、2016年のドラフトで中日ドラゴンズから2位指名を受けた
大学時代の活躍
日本大学では、1年生からベンチ入りを果たし、3年生ではベストナインに選ばれるなど大きな実績を残した特に、4年生時には3割を超える打率を叩き出し、日米大学野球選手権大会では日本代表に選ばれた
ルーキーイヤーからの成績
ドラフト2位での指名から、京田選手はルーキーイヤーに141試合に出場し、打率.264、23盗塁という好成績を記録したこの成績は球団の新人安打記録を更新する149安打につながり、セントラル・リーグの新人王にも輝いた
移籍と現状
2年目以降も守備面での貢献がありながら、出塁率の低下という課題が影を落とした2022年には同じ内野手の龍空選手にポジションを譲り、オフに砂田毅樹選手との交換トレードで横浜DeNAベイスターズに移籍
移籍初年度は93試合に出場するもレギュラーを確保できず、今季も83試合に出場したが打率.216と厳しい数字が続いている
守備の安定感は変わらないだけに、打撃面でのさらなる向上が期待される
京田陽太選手は、数々の期待を背負いながら、指名を逃したことで多くの人々の印象に残る選手となりました。彼のキャリアは、時折厳しい現実と向き合わせられる、突き詰めた努力の成果の象徴とも言えます。これからの彼の成長に多くのファンが期待していることでしょう。
キーワード解説
- ドラフト：プロ野球選手を指名する制度のこと。球団が選手を選ぶことで、新たな戦力を獲得するために行われる。
- 新人王：プロ野球のルーキーシーズンで特に優れた成績を残した選手に贈られる賞。
- ベストナイン：その年の各ポジションで特に優れた選手に贈られる名誉。
