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日本ハムの根本投手がワインドアップ復活へ向けた自主トレの成果を語る

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日本ハムの根本悠楓投手(21)が、2025年1月17日にエスコンフィールドで自主トレを行い、以前のワインドアップ投法の復活プランを明かしました

根本選手は、振りかぶって投げる方が雑念を排除できると考え、小学2年生からプロ2年目まで使用していたワインドアップを再評価しています

昨季は未勝利に終わった彼にとって、新たな挑戦といえるでしょう

ワインドアップとセットポジション

昨シーズンから取り組んでいたセットポジション(投球時に静止した姿勢から動き出す方法)と、以前のワインドアップ(投球時に一度、大きく振りかぶる動作)を融合させることを考えている根本選手

彼によると、ワインドアップを使うと、手の動きに勢いがつき、ボールのスピードや変化球の切れが良くなるということです

自主トレの成果

キャッチボール中、根本選手は「今日の感じは、すごいよかったです」と語り、特にスライダーの投球に対する手応えを感じたようです

「ずっと真っすぐはいいですけど、変化球はもう少し」と語る根本選手は、ワインドアップによって得られる勢いが自分の投球スタイルに合っていることに気付きました

立ち姿の重要性

昨秋から意識している投球フォームの基本は、立ち姿の前傾

彼は、後傾しがちだった骨盤の位置を修正することで、納得のいくボールが投げられるようになったと述べています

ただ、セットポジションの際は考えすぎてしまい、雑念が生じることが課題だとしています

そこで、ワインドアップを取り入れ、無心で投げられることに気づいたのです

キャンプインに向けての準備
根本選手は、実家がある白老から通う本拠地での自主トレで“勝負フォーム”を仕上げることに意欲を示しました

キャンプインまでの約2週間で完全に整えることを目指しています

今回の根本選手の行動は、プロ野球選手として自身のスタイルを見極めようとする姿勢の表れです。ワインドアップを再評価する中で、自己の投球スタイルがより明確になり、前進を果たしていると言えるでしょう。シーズンへの期待が高まります。
キーワード解説

  • ワインドアップとは?:投球時に一度大きく振りかぶる動作で、打者に対する緊張感を高める方法です。投球時の勢いが出やすく、ボールのスピードを上げる効果があります。
  • セットポジションとは?:プレート上で静止した状態から投球動作に入ることです。制球力を安定させるために用いられますが、動き出すまでに緊張や考えすぎが影響することがあります。

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