中日のブライト健太、契約更改で年俸2200万円にアップ!来季のレギュラー獲得を誓う

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中日ドラゴンズのブライト健太外野手(26)は、8日にナゴヤ球場隣接の選手寮「昇竜館」で契約更改交渉を行い、850万円増の2200万円でサインした

この契約は、彼にとって入団4年目で初の年俸アップとなり、今シーズンの成績を反映した結果と言える

昨季のオフには、中田翔さん(36)との自主トレを共にし、彼が今季限りで現役を引退することを受け、ブライトはかつての師匠への恩返しとしてレギュラー奪取を誓った

背番号42の選手にとって、中田さんは技術的なアドバイスを提供してくれる重要な存在であり、その指導を経て彼のスイングにも大きな変化があったという

自主トレで学んだこと

ブライトは1月に沖縄で行われた中田さんの自主トレに参加しており、その際に受けた「翔さんがそこ(打撃技術)にとらわれすぎずに振った方がいいタイプかもしれない」という言葉が、彼にとって大きな支えになった

彼は打席に立つ際、過度に考えずシンプルにスイングすることを心がけている

今季の成績と来季への期待

今季は代打としても存在感を示し、彼の成績は打率2割5分9厘、3本塁打、20打点という自己最良記録を更新

だが、決して満足はしておらず、「争いに負けて代打のポジションになった」と、さらなる成長を目指す意気込みを示した

同じく外野手の岡林選手や細川選手、上林選手など、来季の強豪外野陣の中でレギュラーの座を狙うため、長打力の向上にも取り組む姿勢を見せている

特に本拠地のテラス席設置が影響し、飛ばしやすくなった環境での競争は熾烈になると予測されている

中田さんからは、「来年からは一ファンとして、おまえのことを見といたるわ」と激励の言葉をもらい、依然として連絡を取り合っている

この関係がブライトのさらなる成長と活躍につながっていくことが期待されている

ブライト選手の契約更改とその背後にあるストーリーは、選手としての成長を物語っている。中田さんとの関係が彼にとっての支えとなる一方で、ライバルたちとの熾烈な争いも彼を刺激しているようだ。次シーズンに向けた意気込みは、ファンの期待を呼ぶものとなるだろう。
キーワード解説

  • 年俸:選手が契約によって受け取る報酬のこと。これはチームの方針や選手の成績によって変動する。
  • 自主トレ:選手がオフシーズンやキャンプ期間に、コーチの指導なしで自ら行うトレーニングのこと。自己向上を目的とする。
  • 打率:打席に立った回数のうち、ヒットになる確率を示す指標。高いほど選手の打撃が安定していると言える。
  • 長打力:一度の打席で多くの塁を進めることができる能力のこと。ホームランや二塁打、三塁打などがこれに含まれる。

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