侍ジャパン、小園海斗がライブBPで快音を響かせる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
侍ジャパンは、韓国との強化試合「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」に向けて、宮崎での強化合宿を実施中だ

合宿3日目の8日、広島カープの内野手小園海斗選手(25)が実戦形式の打撃練習であるライブBPで安打性のヒットを2本放ち、好調ぶりをアピールした

ライブBPとは?

ライブBPは、実戦形式の打撃練習のことで、投手が実際に球を投げ、小選手がその球を打つことで、試合の感覚を養う重要なトレーニング方法である

この日の練習では、小園選手が中日・高橋宏選手と楽天・藤平選手からそれぞれ直球やフォークを打ち返し、特にセ・リーグで首位打者に輝いた実力を見せつけた

「全然いけるかなと思いますし、試合で頑張ります」と自信を見せる言葉が印象的だ

球場での工夫

本番に向けて、井端監督からの信頼も厚い小園選手は、ピッチクロック(投球動作開始から投球までの時間制限を示す装置)を用いた練習に取り組むことで、国際試合仕様への適応力を高めている

「秒数は出ているので、それ以内に入ればいいだけ」と心構えも示した

守備位置への対応

小園選手は、来年3月に開催予定のWBC出場を目指して、二塁、三塁、遊撃の各ポジションに対応できるよう準備を進めている

同時に、打撃レベルの向上にも取り組み、チームメイトへの“取材”を通じて新たな感覚の獲得を目指している

親睦活動も重視
チームワークの向上にも意識を向ける小園選手は、同学年の阪神・森下選手と食事に出かけるなど、関係を深めることにも努力している

「体の使い方について話をした」と語り、互いにとって成長の場となっていることが伺える

次回の強化試合では、10日に広島との練習試合を控えており、小園選手は「楽しみ

本塁打を打ちたい」と意気込みを語った

15、16日の韓国戦に向け、チームとしての態勢は整いつつある

今回の侍ジャパンの強化合宿では、小園海斗選手の好調ぶりが際立った。特にライブBPでの実績からは、国際試合に向けた期待が高まる。打撃のスキル向上を目指している姿勢や、チームメイトとの良好な関係性も印象的で、これからの活躍が楽しみだ。
キーワード解説

  • ライブBPとは?: 実戦形式の打撃練習で、投手が球を投げ、小選手がその球を打つことで、試合の感覚を磨く練習方法。
  • ピッチクロックとは?: 投球が始まるまでの時間制限を示し、投手のペースをフィードバックする装置。
  • WBCとは?: ワールド・ベースボール・クラシックの略称で、国際的な野球大会の一つ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。