日本ハムのフランミル・レイエス、初の本塁打王に輝く

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日本ハムのフランミル・レイエス選手が、2025年に日本プロ野球で初の本塁打王のタイトルを獲得しました

今季は32本の本塁打を記録し、これまでの成績を大きく上回りました

レイエス選手は来日1年目にあたる昨季、25本塁打を記録したものの、成績は不調でファームでの活動も経験していました

今季、レイエス選手はシーズン開始時に3本の本塁打を放ちましたが、5月にはいきなり月間7本のアーチを描くなど、成績は急上昇

特に6月から9月にかけては、6月に4本、7月に6本、8月には8本、9月には4本と安定したパフォーマンスを発揮しました

外国人選手が本塁打王争いに参加することは少なくなく、過去のデータからもその傾向が見受けられます

しかし、2025年にはレイエス選手だけが30本以上の本塁打を放ち、他の外国人選手の中では西武のネビンが21本、セ・リーグでは広島のファビアンと巨人のキャベッジが17本で次点となりました

近年の外国人選手の本塁打王の歴史を振り返ると、2020年以降は2023年のポランコ(ロッテ)、2025年のレイエス選手の2人がこの栄誉を手にしています

2010年代では多くの外国人選手が本塁打王を獲得しており、特に日本ハムのレアード選手や、ヤクルトのバレンティン選手などが目立っています

現在の日本プロ野球では、外国人選手の中でもレイエス選手の長打力は特に際立った存在で、これが日本ハムにとっては大きなアドバンテージとなり、ライバル球団に対する脅威ともなっています

直近10年の外国人選手の本塁打王

本塁打数 選手名 所属球団
2016年 39本 レアード 日本ハム
2017年 35本 ゲレーロ 中日
2018年 41本 ソト DeNA
2019年 43本 ソト DeNA
2023年 26本 ポランコ ロッテ
2025年 32本 レイエス 日本ハム
今回のフランミル・レイエス選手の活躍は、日本プロ野球における外国人選手の価値を再確認させるものであり、特に近年は外国人選手による本塁打の減少が見られる中での快挙である。レイエス選手の長打力は、日本ハムにとって頼もしい武器であり、今後のシーズンでもさらに記録を伸ばしていくことが期待される。
キーワード解説

  • 本塁打王とは? 一般的には、シーズン中に最も多くの本塁打を放った選手に与えられるタイトルを指します。
  • 外国人選手とは? 日本のプロ野球でプレーする日本国籍以外の選手を指し、特にアメリカや中南米からの選手が多く存在します。
  • 長打力とは? 長打が打てる能力のことで、通常は二塁打以上のヒットを指しますが、本塁打を打つ能力が高い選手を特に示す言葉として使われます。

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