今回の決定は、同日みずほペイペイドーム内の球団事務所を訪れ、正式に申請書を提出することによって行われた
東浜投手は2023年からの3年契約が満了し、国内FA権を取得している
通算76勝を達成したこの19年目の右腕は、過去の実績を踏まえつつも新しい環境での挑戦を決断した
今季の推定年俸は1億5000万円に上り、FA権行使に伴い補償が必要なBランクと見られている
東浜投手は、「僕のランク(Bランク)なども含め、全てを理解したうえで踏み込んでいる」と語り、FA権行使に強い意志を持っていることを示した
「全12球団と交渉に応じたい
もちろん、ソフトバンクの残留も視野に入れている」と続け、新たなチャンスを求める姿勢を明確にした
2025年のシーズンでは、7試合に登板し4勝2敗、防御率2.51という成績を収めた
特に、1イニング当たりの許した走者数を示すWHIP(Walks plus Hits per Inning Pitched)は1.08と安定した結果を残しており、2軍では更に良好な0.86を記録している
シーズンの最終盤には、プロ初となる中継ぎに本格的に挑戦
クライマックスシリーズ(CS)では日本ハムとのファイナルステージ第5戦に5番手として登板し、8回に三者凡退に抑える好投を見せた
また、阪神との日本シリーズにもブルペン待機の選手として登場し、起用の幅を広げることに努めた
東浜投手は、2013年のドラフトにて3球団競合の末にソフトバンクに入団
その後、1年目から先発として頭角を現し、2017年には自己最多の16勝で最多勝を獲得している
通算では180試合に登板し、76勝46敗、防御率3.30という成績を残している
東浜投手のFA権行使のニュースは、彼のキャリアにとって新たな挑戦の舞台を提供するものであり、これからの交渉がどのように展開されるかに大きな期待が寄せられます。
キーワード解説
- 国内フリーエージェント(FA)とは?
- WHIPとは?
- 中継ぎとは?
- 最多勝とは?

