元山は2023年9月25日に行われた日本ハム戦で「8番・二塁」として先発出場
この試合では好プレーも見せたが、残念ながら守備中に打球に飛びついた結果、「左肩の腱板炎」を発症し、同月27日には出場選手登録を抹消された
その後、リハビリに励んでいた元山だが、10月27日に西武からの戦力外通告を受け取ったことで、今後の道について悩むことに
しばらくの間は、野球から離れてゴルフを楽しむ時間を過ごすなど、心の整理を行った
しかし、最終的には野球への情熱を捨てきれず、「傷も癒え、気持ちも落ち着いて体も休まった」と再びバットを握る決断を下すこととなった
再開初日となるこの日は、ウェイトトレーニングとマシン相手の打撃練習に汗を流し、コンディションを整える活動を行った
元山は、高校時代に佐久長聖高校で活躍し、その後東北福祉大学を経て、2020年のドラフトでヤクルトに入団した
2023年オフには宮川哲投手とのトレードで西武に移籍し、今シーズンは49試合に出場
打率は1割5分3厘という厳しい数字を残していた
元山選手の現役続行の決意は、多くのファンに勇気を与えるものでしょう。野球から離れた時間が、彼にとっての新たな気づきや成長につながったことが嬉しいです。今後の活躍が期待されます。
キーワード解説
- 戦力外通告とは?選手がチームから契約解除されることを指し、選手のキャリアに大きな影響を与える可能性がある。
- 腱板炎とは?肩の腱板に炎症が起きる症状で、肩の動きに痛みを伴う病状で、選手にとっては厳しい障害である。

