阪神・藤川監督が新たな外国人選手「コンスエグラ」を1、2番育成へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
阪神タイガースの藤川監督が、新たに加わった外国人選手コンスエグラの「1、2番育成」に取り組むことを発表した

この選手はドミニカ共和国出身の25歳で、今季から阪神に加入した育成選手である

コンスエグラは、11日の中日との練習試合に「2番・右翼」で出場することが決まっており、これには彼自身からの要望が大きく関わっている

打順を変更することについて、コンスエグラ自らが監督や他の首脳陣に相談し、希望を伝えた

この指揮を執る藤川監督は、選手の意見を尊重した形での起用を選んだ

身長1メートル90、体重93キロという巨体ながら、フットワークの軽さと外野からの強肩で注目を集めるコンスエグラは、特に走塁能力にも優れた選手である

特に、8日の特打では22スイング中5本のホームランを放つなど、強力なパワーを持つことも証明済みである

藤川監督は、「コンスエグラには4番というより、走塁能力と強肩を活かして上位打線で活躍してほしい」との思いを語っている

コンスエグラは、米国のマイナーリーグでは2Aでの経験を持ち、昨年12月に行われた球団のテストを経て阪神へ加わった選手だ

彼の野球の知識はまだ発展途上であり、契約後に日本の野球を学ぶ日々を過ごしている

打順を1、2番に置くことで、より多くの打席に立ち、様々な場面での打撃経験を積むことが期待されている

今季のウエスタン・リーグではわずか25試合の出場で、打率は.148、ホームランは0本、打点は5と不振が続いており、主に6番を打っていたが、今回の起用を新たなチャンスと捉え、「監督がこういう機会を与えてくれるなら、準備はできている

できるだけ多く打席に立ちたい」と意気込んでいる

日本シリーズではソフトバンクに敗退した阪神だが、若手選手の台頭により、再び攻撃的な打線を形成することができる可能性が高まっている

ドミニカ共和国で17歳から経験を積んできたコンスエグラが成長すれば、チームにとって新たな武器になるだろう

阪神タイガースの藤川監督が若手選手コンスエグラの1、2番育成に乗り出すというのは、チームの未来を見据えた戦略的な決断です。コンスエグラは成長途上の選手ですが、走塁や肩の強さを活かすことで、新しい攻撃の形を作る可能性があります。この決断がチームにどのような影響を与えるのか、今後が楽しみです。
キーワード解説

  • 育成選手とは?:育成選手は、チームに所属するも試合に出場する機会が限られている選手のことをいう。将来の可能性に期待されながら、訓練や経験を積む役割を担っている。
  • 打順とは?:野球における打順は、バッターが打席に立つ順番を指す。それぞれの打順に求められる役割は異なり、1番は出塁率が高く足の速い選手、4番は長打力のある選手が多く配置される。
  • 強肩とは?:強肩は、野球において外野手や捕手が持つ長い距離を正確に球を投げる力を指す。強肩を持つ選手は、相手の進塁や得点を防ぐ重要な役割を果たす。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。