田中将大選手、故郷への思いを胸に防災訓練に参加

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巨人・田中将大選手(34)が、宮城県気仙沼市の本吉除雪ステーションで国土交通省との合同防災避難訓練に参加しました

これは、彼が楽天に所属していた2011年に東日本大震災を経験したことから、故郷への思いや防災意識の重要性を伝えるための取り組みです

防災訓練の重要性を訴える田中選手

田中選手は「15年という時が経とうとしているが、何か一役買えればいい

その思いは変わらない」と語り、震災の記憶を忘れずに指導的な役割を果たす決意を表明しました

訓練では小学生25人と共に、大津波警報の発令を想定した高台への避難を実施

彼は「いつまた同じような震災が起きるかわからない

備えは非常に重要だ」と語りました

震災の影響と復興支援活動について

気仙沼の大谷海岸は、震災時に最大20メートルの津波が襲い、地元の道の駅は壊滅的な被害を受けました

田中選手自身は震災当時、兵庫県でのオープン戦中で、仙台に戻れたのは約1カ月後だったと振り返ります

「震災の景色を見たとき、がく然としたことを今も鮮明に覚えている」と、その体験が今の防災意識に結びついていることを語りました

訓練後の地震と防災意識の喚起

訓練後、何と同日に三陸沖で震度4の地震が発生し、岩手県には津波注意報も発表されるなど、訓練の重要性を再確認させる出来事が続きました

田中選手は「自宅に防災グッズを常備するようになった」とも述べ、個人的な防災意識の向上にもつながっている姿を見せました

東北への愛を持ち続ける選手の姿勢
ヤンキース時代にも復興支援活動を続けてきた田中選手は、現在も巨人として同様の活動を続けています

彼は「年を重ねて、震災を知らない子供たちに伝えることが大切だ」とし、自身の成績が東北の活力へとつながることを願っています

田中将大選手が宮城県気仙沼市で行われた防災訓練に参加し、自身の震災経験から得た教訓を生かしている姿が印象的です。彼の行動は、幼い世代に防災の重要性を伝える良い機会となっています。
キーワード解説

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