日本ハム・松本剛がFA権行使を熟考中、決断は10日にも

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日本ハムの外野手、松本剛選手(32)がフリーエージェント(FA)権の行使について悩んでいることを明かした

彼は、今日10日にも最終的な結論を出したいと語っている

松本は、季節終了後の自主練習の後に記者にインタビューを受け、「どっちかに決まっていれば早めに言っていると思いますし、そこはどっちもあり得るというか…」と、権利行使の選択肢についての心中を語った

松本選手は、2011年のドラフトで日本ハムから2位指名を受けて入団

入団当初は成績が伸び悩む期間もあったが、2022年に新庄剛志監督が就任した際に首位打者のタイトルを獲得し、急速に成長を遂げた

遅咲きの選手として、14年目にして初めてFA権を取得したことについて「難しいなと思います

やっと取れた

取れると思っていなかったので、しっかり自分なりに考えて結論を出したい」と正直な気持ちを述べた

松本は選手会長としても知られており、チームが低迷する中で精神的な支柱としての役割を果たしてきた

しかし、近年は若手選手の五十幡、矢沢の台頭により、自らの出場機会が減少している

今年は66試合に出場し、打率は.188、打点は7、ホームランは0という成績だった

シーズン終了後には「FAどうこうではなく、自分の成績が振るわなかったことに対する悔しさが多い」と、自己評価についての思いも明かした

FA権の行使申請は11日が期限となり、12日には権利行使者が公示され、13日から全球団との交渉が始まる

松本選手は、「自分の中ではある程度、明日中には決めたいと思っている」と、決断のタイミングについて意欲を見せている

彼の選択に、全国のファンから注目が集まる

松本剛選手のFA権行使に対する意思決定は、選手としてのキャリアの重要な分岐点である。これまでの実績やチーム内での立ち位置を考慮しながら、今後の契約先を決めることが非常に重要で、ファンとしてもその決断を見守る必要がある。彼の選択がどのようなものになるのか、期待と不安が入り混じる瞬間だ。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?選手が一定の条件を満たすことで、他の球団と契約できる権利を持つことを指します。これにより選手は新たなチームと契約する自由を得ると同時に、選手の市場価値に基づく契約交渉が可能になります。
  • 選手会長とは?チーム内の選手を代表する役割で、選手たちの意見や労働環境について球団と交渉する重要な立場にある人のことです。選手間の意見をまとめて、チーム全体をリードします。
  • 首位打者とは?シーズン中の打率が最も高い選手に与えられるタイトルであり、打撃の能力を示す重要な指標とされています。打率が高いことは、打者としての成績が良いことを示しています。

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