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阪神の育成ドラフト1位、工藤泰成投手がブルペンで150キロ超えを記録

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阪神タイガースの育成ドラフト1位である工藤泰成投手(23歳、四国アイランドリーグ徳島所属)が、鳴尾浜球場で行われている新人合同自主トレーニングにおいて、今年初めてブルペン入りを果たしました

彼はそこで、いきなり最速150キロ超えの速球を記録するなど、順調な仕上がりを見せました

ブルペンでの投球練習

この日、工藤投手は全20球を投球し、最速で150.5キロをマークしました

投球の後には、「感覚はあまり良くなかったんですけど、これからかな」と控えめにコメント

青田買いともいえる彼の姿勢が見えました

「自分の中で体の使い方にしっくりきていない」と自身の投球について分析を行い、今後の成長に期待が寄せられます

監督陣の注目

このブルペン投球には平田2軍監督をはじめとする首脳陣も見守っており、緊張感を感じさせる新人特有のフレッシュな一面を見せました

「少し力んでしまったのですが、後半は力を抜いて意識して投げました」と、成長の余地を自ら理解している様子です

球速だけではない目標

工藤投手は「当てられない150キロの方がプロ野球では大事」と、速球の質を重視しています

相手打者が芯で捉えられないストレートを目指し、現役時代の藤川監督から学びを受けています

「質もそうですけど、回転数や伸びをこれから上げていけば近づける」と意気込みを語りました

支配下契約を目指す姿勢
工藤投手は「育成なんでアピールしてナンボ」と早期の支配下契約を勝ち取るために、自慢の速球を武器にしてどんどんアピールしていく意欲を示しています

工藤泰成投手のブルペン投球は、彼の能力の高さと今後の成長が期待される瞬間でした。選手が自ら課題を認識し、成長に向けた努力を惜しまない姿勢は、プロ野球の未来を明るくしています。今後の彼の活躍に注目です。
キーワード解説

  • ブルペンとは?:プロ野球選手が試合前に投球練習を行う場所で、試合に出場する選手が登板する準備をするためのエリアです。
  • 育成契約とは?:通常の選手契約よりも低い年俸で、育成のために選手を契約する制度です。将来的に支配下選手として昇格することが期待されています。
  • アピールとは?:自分の能力や実力を見せることです。選手が監督やコーチに自分の存在を印象づけ、出場機会を求める重要な行為です。

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