西武ライオンズ、今井達也のメジャー移籍を容認しポスティング手続き開始

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西武が今井達也のメジャー挑戦を容認、ポスティング手続き開始

埼玉西武ライオンズは、今オフに米大リーグ移籍を目指す投手、今井達也(27)のポスティングシステムの手続きを開始することを発表しました

同日、今井選手は広池浩司球団本部長と面談

広池本部長は「本人のメジャーへの思いを尊重し、苦渋の選択ながら容認することにしました」と語りました

今井選手は過去数年にわたりメジャー挑戦を希望しており、その思いを受けての判断です

今井達也の成績と影響

今井選手は、今季3年連続で10勝を記録し、178奪三振、防御率1.92と素晴らしい成績を収めています

特に彼は昨季、最多奪三振のタイトルを獲得しており、その活躍はチームに大きな貢献を果たしてきました

西武は、この2年間の彼の働きを高く評価しつつ、来季に向けたチーム編成への影響も懸念しています

戦力ダウンとチームの将来

今井選手と同様に、髙橋光成選手(28)も米球界挑戦を希望しており、ポスティングシステムの利用が容認されました

これにより、先発ローテーションの柱が二人ともチームを離れることが濃厚となりました

広池本部長は「大きな戦力ダウンは避けられないが、若手選手や既存メンバーの奮闘に期待しています」と述べ、今後のチーム強化に意欲を示しました

ポスティングシステムとは?
ポスティングシステムは、日本のプロ野球選手が米大リーグに移籍する際の手続きで、選手が所属している球団がその移籍を許可する必要があります

申請手続きは11月1日から始まり、最終的な可否判断は球団が行います

締め切りは12月15日です

今井選手は既に米国の大手代理人事務所と契約を結んでおり、移籍交渉の準備が整っています

西武ライオンズが今井達也選手のメジャー挑戦を容認したことは、選手の成長を尊重する意味で重要な決断です。しかし、主力選手の流出はチームの戦力に影響を及ぼすことも確かです。今後の若手選手の成長に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは? 日本のプロ野球選手が米大リーグに移籍する際に、選手が所属している球団が移籍を許可した上で手続きを行う制度です。
  • FA権(フリーエージェント権)とは? 選手が契約満了後に他球団と自由に交渉できる権利のことです。

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