仙台市内の球団事務所にて開催された監督・コーチ会議で、三木肇監督(47)がこの決定について説明を行った
新たなスローガンに込められた思い
三木監督は、「キ!」というシンプルな一文字の中に、チームに必要なさまざまな要素を象徴させていることを強調した基本や気合、歓喜など「キ」で始まる言葉を取り入れることで、選手たちの士気を高め、シーズンを戦い抜く意志が込められている
監督は「僕もいっぱい調べました
たくさんいい言葉、文字がある」と語り、選手たちにもこの想いが伝わるような仕掛けを用意しているという
具体的な取り組み
チーム力の向上を目指す中で、選手たちには「個々の能力が上がってほしいところもあれば、そこだけでは補えないところがある」という考えを示したこれに伴い、全員でのウォーミングアップなどの“一定の規則”が設けられることになり、チーム全体の戦力を底上げする取り組みが行われる
競争と協調のバランス
三木監督は「キじゃなくてキョになるけど、競争と協調は大事」と、選手間の激しい競争を促す一方で、協力の重要性も再認識させているまた、沖縄・金武キャンプでの鍛錬を通じて、ファンの期待に応えるプレーを見せることを約束している
楽天が2025年シーズンのスローガン「キ!」を決定したことは、チームの団結力を高めるための大事な一歩となるでしょう。三木監督の言葉からは、選手個々の成長だけでなく、チーム全体の力を信じる姿勢が伺えます。この新たなスローガンが、シーズンの成功につながることを期待したいです。
キーワード解説
- スローガンとは?チームや企業がストラテジーや目標を象徴する短い言葉です。
- ウォーミングアップとは?試合前などに行う準備運動のことで、体を温め、怪我を防ぐ目的があります。
- 競争と協調とは?組織内での個々の成長を促す競争と、チーム全体の力を引き出す協力のバランスを意味します。