侍ジャパン平良、実戦初投球で順調な滑り出し

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(練習試合、侍ジャパン-広島、10日、宮崎サンマリン)侍ジャパンの平良海馬投手(25)は、先発投手として登板し、1回1安打無失点の好投を見せた

わずか5球で抑えた平良は、自身の調子を自信を持って語った

「今日も(ストライク)ゾーンにしっかり投げられていたので、よかったです」とコメントした

試合では、先頭バッターの久保に三塁への内野安打を許したが、続く矢野を一塁ゴロで併殺打にし、3番バッターの坂倉を左飛に打ち取った

平良は、来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて、新たに導入されるサイン伝達機器「ピッチコム」を装着しての投球を初めて経験した

平良は「すぐサインが音声で聞こえるのでいいなと思いました」とその利便性を評価した

また、投手が投球動作に入るまでの時間制限ルール「ピッチクロック」も実戦で初めて体験した

平良は普段から投球間隔が短いことで知られているが、「違和感はなかった」とし、「次はもっと余裕を持って、時間も確認しながら投げたい」と、さらなる成長への意欲を見せた

2番手として登板した大勢(巨人)は、1イニングの投球でパーフェクトな内容を披露し、「投球にしっかり集中できるようになってきた」と語るなど、チーム全体の仕上がりが期待される早い段階でのパフォーマンスを印象づけた

今回の試合で平良投手が見せたパフォーマンスは、彼の実力とチームの調子を感じさせるものでした。特にサイン伝達機器や時間制限ルールを利用した初めての投球体験に対する前向きな姿勢は、今後の試合に向けて期待が高まります。大勢選手のように、他の選手も次々と結果を残すことで、チーム全体がより強固なものになることを期待しています。
キーワード解説

  • ピッチコムとは?サイン伝達機器の一種で、捕手から投手に音声でサインを伝えることで、試合中の意志疎通をスムーズにするための技術です。
  • ピッチクロックとは?投手が投球動作に入るまでの時間を制限するルールで、試合のスピードアップを図ります。これにより投手はより迅速にプレーを進める必要があります。

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